ワルシャワを訪れるならバレエ鑑賞がおすすめ。(何度でも行きたい)

これといった観光名所がないと言われることもあるワルシャワですが、私はワルシャワで行くべきところはどこですか？と聞かれたら、まずバレエ鑑賞と答えます。

普段あまりバレエには興味がないという人でも、せっかくワルシャワにいらっしゃるのなら、行かない理由はないと思います！

１. ポーランドのバレエは世界的にもハイレベル！

ポーランドのバレエは世界中でもかなりレベルが高く、ヨーロッパだけでなく世界中から選ばれたダンサーが集まっています。

日本人のダンサーさん達が本場ヨーロッパでヨーロッパ人と肩を並べて（むしろ主役で）舞台に立っている姿が誇らしいとすら感じました。本当に尊敬します。そして素人が見てもわかるくらいに日本人ダンサーの方は動きが繊細でしなやかです。

一見、とても華やかな世界に見えるけど見えないところできっと大変なこともいくつも経験しているんだろうなあ、とか勝手に想像して感傷的になっていました。

– ワルシャワでバレエ鑑賞なら、ポーランド国立バレエ団。

白鳥の湖、くるみ割り人形などなど、演目はその日によって違うのでポーランド国立バレエ団公式HP（→こちら）をご確認ください。キャストやあらすじ、当日の上演スケジュールなども確認できます。

なお毎年7～8月はオフシーズンで9月～シーズンがスタートします。

２. バレエ鑑賞をおすすめする理由！

– 実は敷居は高くない！

バレエ鑑賞というと敷居が高そうに感じるかもしれませんが、少なくてもワルシャワではあまり心配する必要はありません。観光客や地元の子どもたちも多くいました。

もちろんダンサーの方は一流ですが、ポーランド大劇場は比較的アットホームな雰囲気です。

– 言葉がわからなくても楽しめる！

映画やミュージカルなど他とは違い、言葉がわからなくても楽しめるエンターテイメントです。動きや表情でストーリーを表現しているので言葉がわからなくても大丈夫。

そして何よりも、美しい衣装や舞台美術・オーケストラの演奏、ダンサーの方のしなやかな身のこなしは、見ているだけ聞いているだけでも感動します。

– 手に届くチケット価格！

価格は席によって違います。最も高価なところでも193zl。それから143zl、121zl、83zl、50zl、33zlといくつか価格設定があります。

日本円にして約1000円から本場のこれだけハイクオリティーなバレエを3時間も楽しめるなんて信じられません。（ちなみに日本では一番安い席でも3,000円以上はするようです。）

またチケットはオンラインで購入できるほか、当日空きがあれば劇場内でも購入できます。

３. バレエ鑑賞で気をつけること。

– ドレスコード

いつもより少しおしゃれをして行くといいでしょう。男性ならジャケットにスラックス、女性ならワンピースで行けば無難かと思います。

ただし、あまり神経質になる必要はありません。実際には、ジーンズやスニーカーの人もちらほら見かけました。おしゃれ着を持っていないからといってバレエ鑑賞を諦めまる必要はまったくありません！

– 遅刻厳禁

数分遅れただけですでに劇場内には入れません。開演時刻に遅刻した場合、劇場内に入れるのは上演の合間にある休憩時です。

必ず余裕を持って劇場に到着して、クロークにコートを預けたり、お手洗いを済ませたり、座席の位置を確認するようにしましょう。

– 飲食厳禁

食べ物はもちろん、上映中は水も飲めません。喉が渇いたら上演の合間にある休憩時に飲むようにしましょう。劇場内にはシャンパンやワインが飲めるバーやスナックなどが売っているカフェなどもあります。

– 撮影厳禁

上演中は携帯電話の使用・写真の撮影は禁止されていますのでご注意ください。あまりにも美しいのでぜひ写真やビデオを撮りたいという衝動に駆られますがここはぐっと我慢です。

４. どこにある？

ワルシャワ国立バレエ団の本拠地は、ワルシャワ中心地からほど近いところにある”Teatr Wielki（ワルシャワ大劇場）”です。

劇場の目の前にバス停がありますが、メトロM1 Ratusz Arsenał駅からも徒歩圏内です。

ワルシャワ大劇場は、ステージの面積がヨーロッパで最も大きいのでかなり迫力があります。

５. 何度も行きたい、バレエ鑑賞。

日本人にとってはそれほど馴染みのないバレエかもしれませんが、ポーランドにいらっしゃる機会があればぜひ訪れてみることをおすすめします。なぜガイドブックなどでバレエが扱われることが少ないの？と疑問に思います。

特に秋冬はポーランドは夜が長く寒いです。これからの季節、観光で冷えた体を温めるのにも最高の機会です。

同じステージは二度とありませんし、私自身また何度も行きたい！と思います。またぜひ多くの日本人に体験してもらいたい！と思います。