ポーランドで起業!経済成長中の海外で会社設立の必要書類と手順。

ポーランドの高層ビル 会社について

ポーランドでの日本人気と、ポーランド経済の好調さがあいまって、ポーランドで起業する日本人が増加しています。

近年は世界の投資家の注目を集めているポーランドですが30年前までは共産主義国家だったということもあり、他ヨーロッパ諸国と比較していまだ市場が成熟していない分野もあります。

ライバル企業が少なく、競争もそれほど激しくないので新規事業を始めやすい環境が整っていると言えます。

*ポーランドでの会社設立までのステップ(オンライン申請ver)

今回は、ポーランドで日本人が起業するさいによく利用される有限会社(sp. z o.o.)を設立するまでの流れを説明します。

昔ながらの裁判所に出向いてたくさんの書類を提出する申請方法もありますが、それでは時間も手間も費用も多くかかります。

今回はより効率がいいおすすめのオンライン申請での会社設立方法をご説明します。

ステップ① 必要書類を準備する

会社の設立申請をする前に、必要な書類やID番号を取得します。

・準備するもの

  1. PESEL番号
  2. 個人証明ID
  3. 定款
  4. 会社住所
  5. 資本金

以下、それぞれ詳細をご説明します。

a. PESEL番号

会社設立のためには”PESEL番号”と呼ばれる日本のマイナンバーのような国民1人に一つ付与される番号を取得する必要があります。

銀行口座開設やSIMカード契約などのほか、サッカー観戦チケットを購入するときなど日常生活の多くの場面で提示が求められるため、ポーランドで長期滞在する際にはなくてはならない番号です。

b. 個人証明ID

会社設立申請をしている人が本当に申請者本人なのか、インターネット上でも確認するために使用されます。

会社設立に使用するだけでなく、家や車を購入するときなどにも使用します。日本の印鑑証明のようなものとイメージすればわかりやすいかもしれません。

c. 定款

日本で会社設立するときと同様に、必ず定款(会社を運営していくための規則・事業内容を記したもの)を作成しなければなりません。

事業内容は必ずしも一つに絞る必要はなく、例えば①レストラン経営、②日本語教室運営など全く異なる事業を記載することも可能です。

すべてポーランド語での記載が必須となります。

d. 本店所在地

日本で会社設立するときと同様に、必ず会社の本店所在地を設定しなければなりません。

会社設立申請前に本社所在地の仮賃貸契約を締結し、会社設立が正式に許可された後、本契約を締結します。

実際にオフィスや店舗を借りて本店所在地に設定する他、バーチャルオフィスのサービスを利用して月々のランニングコストを抑えることもできます。

e. 資本金

ポーランドで有限会社を設立する際に必要な資本金は最低5,000ズロチ(約150,000円)です。

実際に会社を運営していくためにはより多くの資金が必要になることが多いですが、書類上では資本金5,000ズロチあれば十分と言われています。

ポーランドでは「この会社は最低資本金しかないから信用できない」というふうに考えることはかなり稀ですので、見栄えを気にして資本金を高額に設定する必要はありません。

ここまで準備できたら、次のステップに進みましょう!

ステップ② オンラインで申請する

ここまですべての準備が整ったら、ポーランド政府公式サイトからオンラインで会社設立の申請を行います。申請自体は10分で完了してしまうほど簡単です。

ステップ③ 各種契約

会社設立が認可されたら、会社を運営していくために必要な以下、各種契約を行います。

  1. 法人銀行口座開設
  2. 会計士契約
α. 法人銀行口座開設

会社を設立するには必ず法人専用の銀行口座を開設する必要があります。

ポーランドには多くの銀行がありますが、銀行によって口座開設に条件を設けていることがあります。(外国人の利用を制限している銀行も。。)

また、銀行によってサービスやオファーの内容にかなりの差がありますので、どの銀行が合っているのか慎重に選ぶ必要があります。

β. 会計士契約

ポーランドでは、ほぼ100%の企業が会計士と契約をしています。

言葉の問題がないポーランド人でも会計士を利用しなければすべてを正しく理解するのは難しいと言われています。税金の計算などの会計業務は、間違いは許されませんし毎年のように変更事項がありますので専門家に依頼した方がいいでしょう。

また、一般企業では会計士が税理士業務も行いますので、会計士の他に税理士と契約する必要はありません。

ここまですべて終了したら、会社設立のための準備はすべて完了です。

それぞれの会社の事業内容に合わせて、次の会社運営に進みましょう!

*まとめ:ポーランドでの会社設立はそれほど難しくない。

ポーランドでは、オンライン化が進んでいるため、会社設立も一昔前と比較してだいぶ簡素化されました。

海外で会社設立というとなんだか難しいことのように想像してしまうかもしれませんが、正しく手順がわかっていればすべてのステップは2週間程度(準備期間1週間、申請期間約1週間)で完了します。

それでも、ポーランド語(英語)が分からないから不安、具体的なサポートが欲しいという方がいらっしゃればこちら→お問い合わせ)お気軽にご連絡ください。会社設立準備から、会社運営サポートまでご希望に沿ったサポートを提供させていただいております。

弊社情報は以下リンクをご参照ください。

ここでシェアしているものは2020年1月時点の情報です。予告なく変更になる可能性がありますので、最新情報を確認するようにしてください。

また、一部わかりやすく説明するため簡略化している箇所があります。より詳細な情報が必要な方はお気軽にお問い合わせください。

コメント

error:Content is protected !!