長期滞在するなら。ポーランドでの銀行口座開設は簡単30分!

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こんにちは!

今回は、ポーランドでの銀行口座の開設方法についてシェアします。

日本人がポーランドで口座を開設するには、日本人が日本で銀行口座作るより簡単で30分もあれば簡単に解説できるんですよ〜。ただし、ある条件を満たさないと毎月手数料を支払わなければならなくなることもあるので注意が必要です!

それでは、さっそく〜。

1. ポーランド長期滞在には口座開設すると便利。

ワーホリや留学、駐在などでポーランドに長期滞在するときに必要になるのがポーランドの銀行口座です。

短期滞在の場合、クレジットカードを持っていればポーランドの銀行口座がなくても生活に支障はありません。しかし、長期滞在をする予定の場合は、ポーランドの銀行口座を持っていたほうが便利になることが多いです。

ー 英語は通じるの?代理契約はできる?

ほとんどの銀行(小さな支店でも)ポーランド語と英語を話せる担当者がいます。

ただし、ウェブサイトではポーランド語がメインで英語のサイトが用意されていないページもよく見かけます。

また、コールセンターなども基本的には英語対応が可能ですが、英語担当者がそれほど多くないのか、英語対応が必要な場合は英語が話せる担当者から折り返し電話がかかってきます。

銀行関連の対応は誰かに助けを求めるわけにはいかず、必ず本人が対応しなければいけないというのが日本人にとって最大の難関ですね。

2. どの銀行を選べばいい?おすすめはPKO。

ポーランドのおすすめ銀行 バンクポルスキ
ポーランドにはポーランド資本の銀行からドイツやイギリスなどの外資系銀行も数多く存在します。陸続きのヨーロッパならではですね。その中から今回は、ポーランド最大の銀行”PKO Bank Polski(ペカオ バンク ポルスキ)”での口座開設についてご紹介します。

⑴ポーランドでの銀行口座開設に必要なもの

A. パスポート
→外国人としてポーランドで生活するのはパスポートはどこへ行くにも必要ですね。

B. 社会保障番号(マイナンバー)
→ポーランドでは”Numer PESEL”という社会保障番号をひとり一つ持っていてその番号の提示を求められますが、日本人の場合は”マイナンバー”を提示すればOK!

C. ポーランド国内の住所
→銀行から契約内容改定などの連絡事項が送付されることがあります。とくに、銀行口座開設後、キャッシュ(&デビット)カードが郵送されてきますので郵送物が必ず受領できる住所が必要です。

D. SMSが受信できる携帯電話
→口座にログインするためのワンタイムパスが送られてきます。事前に用意しておきましょう。

ちなみに、日本の銀行のように印鑑は必要ありませんがサインを求められます(英語でも日本語でもOK)ので、サインを持っていない人は事前にデザインの練習をしておくといいかも。

⑵口座開設の手順

銀行の支店に行って、口座を開設したいと伝えましょう。あとは基本的に担当者に任せておけばものの30分もかからずすべての手続きを完了させることができます。ただし、いくつか質問されることがありますので、大まかな流れをご紹介しますね。

①口座を開設したいと担当者に伝える。

→支店に出向いて担当者に口座を開設したいと伝えます。これはポーランドに限らずどこも同じですね。

②口座のコースを選ぶ。

→26歳以下向けのお得なコース(PKO KONTO DLA MŁODYCH)や、月々口座維持手数料がかかるけど世界中のATMから手数料0ズロチでお金を引き出せたりする玄人向けコース(PKO KONTO BEZ GRANIC)などがあります。
その中でも最も一般的なのが「KONTO ZA ZERO(ポーランド語で”0で銀行口座”という意味)」というコースです。詳細は後述します。

③もろもろ質問に答える。

→口座開設に必要な情報を担当者に伝えます。通常、母親の旧姓を聞かれるようですが、「わかりません」と言ったら代わりに出生地を聞かれました。また、ここで回答したことは銀行に問い合わせをするときなどの本人確認のためにも使われますのでどの情報を回答したのか忘れないようにしましょう。

  • 両親の名前(フルネーム)
  • 母親の旧姓(or出生地)
  • 携帯電話の番号
  • メールアドレス
  • 日本の住所ポーランドの住所(郵便物の受取住所)

④契約書にサインをする。

→担当者が契約書を作成してくれるので、記載されている情報に不備がないか確認してからサインします。ただし、残念ながらこの契約書が全部ポーランド語です。もし可能であればポーランド語がわかる知人を連れて行って何が書いてあるのか確認してもらうといいでしょう。

⑤キャッシュ(&デビット)カードが受取る。

→口座開設の依頼から約1週間後に指定した住所宛にPKOからキャッシュ(&デビット)カードが郵送されてきます。カードを受取って有効化(アクティベーション)が完了したらそのカードが使えるようになります。

3. 日本人には理解しがたいポーランドの口座維持手数料システム。

ポーランドでは口座開設は簡単ですが、その後契約時に選択した条件をクリアしないと口座維持手数料がかかってしまいます。

日本ではあまり見かけないシステムなので戸惑ってしまう人もいるかもしれませんが、決してクリアが難しい条件ではありませんので、契約するときに自分にとって何が最もいい条件なのか先を見通してよく考えましょう。

今回は最も一般的なPKOの「KONTO ZA ZERO」の条件を紹介します。

ー KONTO ZA ZEROの条件(2018年8月現在)

☆デビットカードで月300ズロチ(約9,000円)使えば、月8ズウォティ(約240円)の口座維持費が無料

口座維持手数料をタダにする条件は、1ヶ月あたり300ズロチ(約9,000円)以上をPKOのデビットカードで支払う必要があります。

ポーランドでは、カードでの支払いが生活に浸透していて、スーパーマーケットで食料品買うのでも、カフェでコーヒーを飲むのでも、メトロやバスなどのチケットを買うのでも、なんでもいいので300ズロチ分のカード決済をしましょう。普通に生活していれば問題なくクリアできそうですね。現金を持ち歩くよりカード決済の方が、盗難のリスクも低いですしね。

☆この条件をクリアしてもしなくても・・・。

  • 国内に3,000以上あるBank PKOのATM手数料が24時間365日がタダ。
  • ネットバンキング・携帯アプリの利用手数料がタダ。

ー 他の銀行ではこんな条件も・・・。

他の銀行では、毎月給与振込がないといけないとか、ATMや窓口で一定額以上の預け入れをしないといけないとかゆう条件もあります。

どんな生活スタイルをしているかにもよりますがこれらの条件に比べるとPKOはかなり緩い条件を提示してくれていると思います。

4. 口座保有数はなるべく少なく、不要になったら解約も忘れずに!

日本のようにこの口座は給料振込み用、貯蓄用、支払い用なんて分けているとその分手数料も多く払うことになりかねません。

また、ポーランドから離れる場合なども、口座維持手数料がかかりますので注意が必要です。ワーホリや留学期間が終了したら口座解約の手続きも忘れずにね。

5. ポーランドでの口座開設は気楽に考えてOK!

いかがでしょうか?

文字で読むと難しいように思うかもしれませんが、実際にやってみると簡単で腰が抜けますよ。担当者はプロですので言われたとおりに進めていけばあっという間に終わります。

また、今回紹介したPKO Bankでもその手順は変更になる可能性がありますのでご了承ください。

私はPKO Bankでは、マイナンバーはいらないと事前に調べていたんですが、実際には必要でした。ポーランドに来るときにマイナンバーを控えてなかったので、至急日本にいる母親に連絡してマイナンバーを入手しました。

ちなみに、今回紹介した”PKO Bank (ペカオバンク)”と”Bank Pekao(バンクペカオ)”はまったく別の銀行です。なんとまぎわらしい。

6. それでも不安なら、お気軽にご連絡を!

ポーランドでの銀行口座開設は基本的には難しいことはありません。

それでも、やっぱりなんとなく不安という方や、ポーランド語や英語が苦手という方はお気軽に”お問い合わせ“からご連絡ください。記事に直接”コメント”いただいても返信できない場合がありますのでご了承ください。

今回シェアした銀行口座開設以外にも、ポーランドでのアパート契約、仕事探しなどなど生活全般について対応可能です!

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