こんにちは!
ポーランドで生活を始めようというときに、まず苦労するのが家探しですよね。
ポーランドに限らず、どこに行っても外国人として外国で家を借りるのは簡単なことではありません。
そこで今回は、ポーランドで家を探すときに使えるサイトをご紹介します。
1. なんでもマッチングサイトで家を探そう!
今回紹介するサイトは、gumtree.plやold.plというサイト。ポーランドではとても人気のサイトです。
実際にはこのサイトはアパート探しだけでなく、自動車を売りたいとか、言語を教えてもらいたいとか、”なんでもマッチングサイト”というイメージです。
このサイト自体は、ポーランド語のみなので外国人にとってはハードルが高いですが、google翻訳を使用すれば理解できますし、なかには英語で物件紹介しているものもあります。
– gumtree.plの使い方を簡単に説明します。
使い方はとっても簡単です。トップページを開いたら、以下、赤マルで囲った部分を検索にかけるだけの、②ステップです!
ポーランド語のみなので難しそうに見えますが以下のとおりにやれば何も考えなくてもOKです!
①カテゴリーを選択する。
まず、①カテゴリーを選択しましょう。
デフォルトの”Wszystkie kategorie(すべてのカテゴリー)”にマウスポインタを合わせるとアイコンとともに色々なカテゴリーが出てきます。
家を探すときには家のアイコンの”Nieruchomości(不動産)”を選択し、”mieszkania i domy do wynajęcia(アパート/家の賃貸)”を選択します。
そのすぐ上の”pokoje do wynajęcia(シェアルーム)”を選択すれば1つの家を複数人でシェアする物件が出てくるので、家賃を低く抑えることができます。
②所在地を選択する。
次は、②所在地を選択します。
デフォルトの”Polska(ポーランド)”にマウスポインタを合わせると、日本で言うところの都道府県のような区分が表示されます。ワルシャワなら”Mazowieckie(マゾフシェ)”県→”Warszawa(ワルシャワ)を選択します。ちなみにクラクフなら”Małopolskie(マウォポルスカ)”県→”Kraków(クラクフ)”を選択します。
ちなみにここ設定せずに検索をかけるとポーランド全土の物件が出てきます。
③条件を絞って検索することも。
家賃の範囲、物件の詳細地域、部屋は何部屋、などなどそのほかにも条件を絞って検索することができます。
その他、上記で紹介した検索窓の左には、フリーワードを入力して検索することができるのでそこに”english(英語)”と入力すると、英語でやり取りのできるオーナーや外国人に家を貸してもいいよ、と考えている人の物件を見つけやすくなりますので、オススメです。
情報はどんどん更新されるので、こまめにチェックして自分に合った物件を見つけましょう!
2. 家探しのコツ。
①メールより電話でアポを取ろう。
メールを送って内見のアポイントメントを取ろうとしてもほぼ無理だと思っていた方がいいと思います。
言葉に不安があるから、google翻訳を使って文章を作ってから、送信!なんてしている間に他の人がサクッと電話して契約を進めちゃいます。
その後、メールへの返信がない(既読無視)なんてことザラにありますからね。100件のリクエストを送っても返信があったのは2〜3件ってこともあります。
②家探しの条件はゆる〜く設定!
アポが取れたら内見ですね。でも正直、何軒か内見して見比べてから決めよう!なんて思ってるとその間に他の人が入居を決めてしまいます。
ポーランドの都市(とくにワルシャワ)で家を探すには、タイミングと勢いが大事です。
日本人にとって重要なお風呂・トイレ別や、築年数、駅近、セキュリティーなどなどの条件にすべて当てはまる物件を見つけるのは至難の業でしょう。多少目をつぶって広い心で家探しをしないと永遠に見つかりません。
賃貸契約も日本に比べてかなり融通が利きますので、ダメでもともとでも大家さんに色々聞いてみると何か対応してくれるかもしれません。
③新生活が始まる頃は、競争率UP。
大学の新年度が始まる頃9月〜10月は、多くの人が家を探しますので競争率はさらにUPしますので、この時期にポーランド人と同じ土俵で家を探すのは、相当の根気が必要です。
ただし、家を借りたい人が増えるということは家を貸したい人も増えるということなので、物件の選択肢は間違いなく増えます。
日本人がこの時期に家を契約することは決して簡単なことではありませんが不可能ではありません、あとはやる気次第ですね!
④言語は英語?ポーランド語?
もちろんポーランド語を話せればそれがベストでしょうが、なかなか簡単なことではありませんよね。契約ごとですし、自分の理解できる言葉でやりとりするのがいいいと思います。
ただし、アパートを貸出ししているような人は若い人は少なく、多くの場合ある程度年齢を重ねてお金に余裕のある人が多いです。
その場合、外国人(ポーランド語を話せない)という理由だけで門前払いされてしまうこともありますので、可能であればポーランド語を話せる人に協力してもらうといいでしょう。
3. ポーランドで家を探す時に知っておきたいこと。
①家具家電付きが基本。
基本的には最低限の家具はすでに準備されています。
なので自分で家具家電を買う手間も費用も必要はありませんし、何かが壊れてしまえば(”壊した”ではない)ば大家さんに連絡すれば新しい家具家電を用意してくれることもあります。
場合によってはスプーンからお皿、お布団まで必要なものはすべて入居前に用意してくれているところもあります。
だから入居するときも退居するときも必要最低限の自分の荷物だけ持っていけば問題ありません。そんな理由もあってかポーランド人はよく引越しを繰り返すイメージがあります。
②家賃+光熱費(150〜300ズロチ)をまとめて大家さんへ。
家賃とそれプラス光熱費や管理費の請求があります。
水道光熱費合わせて1ヶ月あたり150〜300ズロチ程度です。毎月一定額を大家さんに支払います(電気会社に直接支払うことはありません)。
3ヶ月に1度、実際に光熱費をいくら使ったのか大家さんが確認してくれますので、その時に毎月支払っている金額より多く使っていれば追加で支払い、少なく使っていれば返金される仕組みです。
また、冬場は暖房器具(セントラルヒーティング)を使用するので光熱費が高くなる傾向にありますので注意しましょう。
③保証人も残高証明書などの提出もありません。
基本的にパスポートなどの身分証明書があれば、内見したその場で契約ができます。収入証明や残高証明書などの提出もありませんので、無職でもフリーランスでも問題なくアパートを借りることができます。もちろん保証人なんて不要です。
ただし、入居の際には家賃1ヶ月分をデポジットとして支払う必要がありますので注意してください。
これは悪意を持って何かを汚したり壊したりしてしまった場合はそのデポジットが修繕費として利用されます。普通に生活している分には支払った分がそのままそっくり返金されます。
4. ポーランド生活最初の難関、家探しを攻略しよう。
ポーランド生活を始めるにあたって、まず最初につまづくのが家探しだと思います。私ももれなくつまづきました。
他にも不動産会社を通して契約を結んだりすることもできますが、取り扱っている物件数が少なかったり、外国人向けの物件は家賃が高かったり、正直使い勝手がよくありません。
ポーランドの賃貸契約は、結構融通が効きます。
「何かここが気に入らないな〜」というところがあって契約を悩んでいるのであればそれを正直に伝えると意外と対応してくれることもあります。
日本人的な遠慮はここでは必要ありませんので、どんどん積極的に意見交換をして快適なお家を見つけましょう!
5. それでも不安ならお気軽にご連絡を!
やっぱりなんとなく不安という方や、そもそもポーランド語も英語も苦手、挑戦してみたけど自分に合う家が見つからなかったという方はお気軽に”お問い合わせ“からご連絡ください。記事に直接”コメント”いただいても返信できない場合がありますのでご了承ください。
今回シェアしたアパート契約以外にも、ポーランドでの銀行口座開設、仕事探しなどなど生活全般について対応可能です!
それでは、また〜。
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