みなさん、こんにちは!
ルバーブにはまっています、私です。
日本ではまだまだ知名度の低い野菜”ルバーブ”こですが、ここポーランドでは初夏になるとルバーブが出回りはじめます。今回は、超がつくほど簡単に作れるルバーブを使ったなんちゃって”練り梅”レシピをご紹介します。
それでは、さっそく〜
1. ルバーブってどんな野菜?
・日本ではあまり馴染みのない野菜
ルバーブ(英語ではRhubarb)は、あまり日本馴染みがないですが、ヨーロッパや北米では初夏になるとスーパーや市場で一般的に販売されている野菜です。
日本でも寒い気候の北海道や長野で栽培されているらしいですよ!
見た目は”フキ”や”セロリ”に似ていて、大きな葉っぱと太い茎が特徴ですが、食べるのは茎の部分のみ。葉っぱにはシュウ酸が多く含まれていて、有毒なので食べられず、販売されているものはすでに葉っぱがカットされた茎の部分のみであることが多いです。
・ルバーブはとても酸っぱい野菜
見た目から想像がつきにくいですが、ルバーブはとても酸っぱい野菜です。
ヨーロッパでは、この酸っぱいルバーブを砂糖で煮詰めてジャムにたりしてスイーツにすることが一般的です。欧米人はこの甘酸っぱさがたまらんらしい。野菜なんだけど、ジャムやケーキになるなんて面白いですよね。
2. ルバーブが梅干しになる。騙されたと思って試してみて
日本人にはあまり馴染みのないこのルバーブ、何が言いたいかってなんと”梅干し”の味そっくりにすることができるんです。この見た目からは想像できませんが、ルバーブの酸っぱさから色味から繊維質なところまで予想以上に梅干しです。騙されたと思って作ってみてください。
ではレシピを紹介します。驚くほど簡単ですよ~
3. ルバーブで”そっくり練り梅”の作り方
ルバーブは茎が赤色のものと緑色のものとその中間のものなど様々ですが、練り梅を作る目的ならば、なるべく赤色のものを選ぶことをお勧めします。茎の色がそのまま練り梅色になります。
・超簡単4ステップ。切る。煮る。塩少々。完成。
①切る
まずは、1cm〜2cmの大きさになるよう切ります。時間があれば、水につけてアク抜きすると苦味が軽減されていいかもしれません。
②煮る
鍋に切ったルバーブを投入します。弱火でも強火でもお好みでどうぞ。コゲが気になる人は、少しお水を追加するといいと思います。また、茎の皮は向かなくてオッケーです。火にかけているうちに溶けていきます。
③塩少々
塩の量はルバーブ1本に対し、塩小さじ1/2杯くらいです。少なめに入れておいて、後で煮詰める時に味をみて追加することをおすすめします。
④完成
10分程煮詰めてルバーブがくたくたになったら完成です。
4. こんなに簡単・低価格・高クオリティでなぜやらない?
・価格は本家梅干しの1/100でも味はそのまま
ここポーランドではルバーブ1本10円程度で購入可能です。3本30円もあれば梅干し50個分の練り梅を作ることができます。ちなみにポーランドで梅干しは高級食材なので50個の梅干しを買うのに3,000円以上かかります。そう考えるとルバーブ梅干しのコスパの高さが伺いしれますよね。
・ルバーブをまとめ買いして、冷凍保存がおすすめ
残念ながら、スーパーや市場でルバーブが買えるのは春から夏にかけてだけなので、今のうちにまとめて購入しておいて、冬用に冷凍保存しておきましょう。カットした状態のものを冷凍しておけば場所もとりませんし、そのまま鍋に投入できるので便利です。
5. 海外在住者にすら、まだまだ知られていないルバーブ練り梅の実力
日本ではルバーブという野菜がメジャーでないこともあってか、海外在住者の中でもルバーブ練り梅はまだまだあまり知られていません。ただこんなに簡単に低価格で高クオリティのものを食べられると知っている人たちの中では、作らない理由がないよね〜。赤いルバーブを見るだけでテンション上がるよね〜といった感じです。
ルバーブ流行らせ隊を結成しましょう!
6. まとめ:想像を超える、日本在住でも作っていいクオリティ
いかがでしょう。
ルバーブに塩を加えることで、あの独特なしょっぱい酸っぱい梅干しの味が再現されるんです。海外に住んでいる日本人にとっては、高級食品梅干しが、現地の身近な食材で作れるなんて、本当に嬉しいですよね。
まだ信用してない人もいるかと思いますが、騙されたと思って一度トライして見てください。このルバーブ梅干しを最初に食べたことが私がポーランドにきて一番感激した出来事だったと言っても過言ではありません!!
それでは、また〜
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