こんにちは、私です。
ポーランドの市場は、初夏の時期が年間を通して最も活気があります。
冬の間は出回っていなかったカラフルな野菜や果物が、店に並び始めて見ているだけでも気分が高まります。
この時期にポーランドに来る機会があれば、ぜひ市場に行ってみるといいでしょう。一番のオススメは何といっても旬を迎えたいちごを始めとしたベリー類です。
と言うことで今日は、ポーランドのベリー事情についてシェアします。
それでは、さっそく~
1. 初夏のポーランドはベリー祭り
ストロベリー、ラズベリー、クランベリー、(チェリーも!)などなど日本では高くて手が出にくいフルーツもお買い得価格で買うことができます!
今の時期、市場に行く人のお目当てはなんといってもいちご。とくにいちごは旬が短いから、甘い香りに誘われてたくさんの人が集まります。
現地のポーランド人も観光客も買ってすぐ、近くのベンチに座っていちごを食べ始めるもんだから余計に美味しそうに思えちゃう。
初夏のポーランドではいたるところで、ベリー祭り開催中です。
2. ポーランド産いちごの最盛期は6月上旬
ポーランド産のいちごはギリギリまで収穫を待ってから市場に出てくるので、味が濃くて甘くて美味しいのです。
また、ポーランドでは日本のようにビニールハウス栽培などしてないのでいちごを始めとしたベリー類はこの時期にしか味わうことができません。(冷凍されたものは買えるけどもね)
食べたい時にいつでも食べられないのは不便だけど、旬の時期にしか味わえないっていう特別感がいいのかも。
3. 旬のベリーは安くて美味しい!
ポーランド産のいちごは1kgあたり7ズロチ(約210円)~9ズロチ(約270円)で、市場を見渡すとわかりますがどのお店もだいたい同じ価格設定です。
おばあちゃんやお母さんらしき人はもちろん、若い男性も1kg~2kgのベリーを複数買っていきます。みんなそんなに買って食べ切れるんだろうか?何人家族?といつも疑問に思います。
日本のいちご1パックで大体300gと考えるとその量がわかりますね!
4. ベリー食べ過ぎ、いちごっ腹に注意!
個人的な体験でごめんなさい。
先日、時期としてはちょっと早いかなあと思いつつ、市場のおばちゃんの「メガ甘いよ~」の一言に釣られて、700gのいちご(500gって言ったのに700g入れられた!)と、ラズベリー1パック購入。
こんなに食べ切れるかと不安になっていたけど、想像以上に美味しくて帰宅後、2時間足らずあっという間にぺろっと完食しました。そのあとはもちろん晩ごはんは食べられませんでしたw
5. 市場での買い物にはポーランド語が必須?
観光や短期滞在でポーランドにいるという人の大きなハードルになるのが、ポーランド語。
残念だけど市場では、英語は通じないと思っていたほうがいいかな。
ボディーランゲージで切り抜けるか伝わらなくても英語で通すくらいの覚悟がないと何もできずに退散することになりかねない。
ただし、市場で使われるポーランド語は簡単なので覚えてしまうのもアリでしょう!
6. まとめ:お手軽なベリーはみんなのために
どうでしょう。
観光や短期滞在でポーランドにいる場合、市場に行っても買えるものって限られちゃうんですよね。滞在先にキッチンがなかったり、自炊よりレストランに行きたいと思ったり。
でもベリー類ならキッチンも包丁も必要ないくらいお手軽だし、安くて美味しいし買わない理由が見当たらない!
おすすめのポーランド料理は?と聞かれたら、いちご!と答えてしまいたいくらいおすすめです!
7. おまけ:海外在住者必見!ルバーブは練り梅になる!
春から夏にかけて、市場には”ルバーブ”が売られています。
↑この赤いセロリみたいなやつ。
日本ではなかなか手に入らないルバーブも、ヨーロッパではごくごく普通の野菜。私もポーランドに来るまではルバーブなんて聞いたこともありませんでした。
ポーランドでは、ルバーブは数センチ幅に切って、砂糖で煮詰めてジャムにしたりすることが多いようだけど、砂糖の代わりに塩で煮詰めるとなんと練り梅そっくりになるんです。
聞いただけでは全く信用できないけど、見た目から味から食感まで練り梅そっくりの高クオリティー!
初めて食べたときは感動で涙が出てくるほどでした。騙されたと思って試して見てね。
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