誰も応援してくれない。それでも仕事を辞めて海外移住したかった。

海外生活

みなさん、こんにちは!

短パンより長パン派、私です。

だらだらと、長くなっちゃったから、暇なときに読んでね。

私は仕事を辞めてポーランドで生活することにしたわけだけど、

ここまで来るのには、本当に長い年月がかかりました。

多くの人が似たような悩みを抱えていると思うので、私の経験がみなさんの力に変わるようにシェアできたらいいなあと思います。

そもそもなんでポーランドになのかというと、これだ!という理由はなくて。

本音を言うと、日本での生活にずっと疑問を抱いてた。

仕事はそれなりに楽しかったし、やりがいもあったけど。

こんなにハードな働き方できるのは今だけだし、人生のうち仕事が占める割合が大きくなりすぎてた。

でも、仕事辞めたところで、やりたいことなんかないし、なんとなく流されるがままに仕事してた。

そんなときに、有休休暇を持て余してたのと、海外旅行が好きだったってのもあって、1週間仕事休んで、なんとなしにポーランドに行ったわけ。

そしたら、ポーランド人ってすごい優しいし(優しいっていうとありきたりだけど、見返りを求めない優しさっていうか、こうしたんだからこうしてよ!みたいなのが一切なかったっていうのが私にとって新鮮だった。損得勘定で動かないし、合理主義でもない。)、時間もお金も惜しまず私のために使ってくれた。

派手さやおしゃれさは今ひとつだけど、素朴にまじめに生きていて、これが人間としてあるべき姿なんだと感じた。

で、その後も有休が使えそうな時にはポーランドに行ってた。

そこからポーランドで生活してみたいと考えるようになったわけ。

だから、

“ポーランドで生活したい!→仕事辞めます!”

ではなくて、

“仕事辞めたい!→ポーランドで生活します!”

っていう、ネガティブな理由だった。

それでも、漠然とポーランドで生活してみたいと思うようになってから、実際に行動に移すまでには2年くらいかかったかも。

やっぱり、今後の人生とか不安だし、こんなんで仕事見つかるんだろうかとか、年金払えるんだろうかとか、とにかく将来のことばかり気にして何にもできなかった。

でもずーっと心の何処かにポーランドっていう国があって。

ある日(年明け早々)、会社の上司と面談があったから、次の年度末で辞めたいと思ってることを伝えたわけ。

そしたら、案の定引き留めがあって、

上司
とりあえずあと1年くらい働きながら考えて見たら?

なんて言われたりして。もう1年は考えたんだけどね〜、と思いつつ。

海外なんて危ない。何があるかわからないしさって。(その部署、国際部門だったのにね。)

で、その時は自分でもまだ決断できてなかったし、考えてる暇もないくらい仕事が忙しくって毎日に追われてた。

そうこうしているうちに、その上司に内示が出た。なんと、シンガポール赴任。

そこで私が何より驚いたのが、内示がでて、ちょーーーーー嬉しそう(こんな笑顔見たことない!)だったってこと。

人の海外行きは喜べないくせにさ。そこで私の考え方が180°変わったかな。

自分の人生は自分のものでしかないし。みんなで出る杭打ち合って、誰も何も挑戦できない社会なんてくそくらえだよ。

そこで、ようやくポーランド行きを決断して、その上司以外の先輩や同僚にも、仕事を辞めてポーランドに行くって伝えた。

だけど、まあ95%の人は反対する。これ、相談じゃなくて決定事項だからね。

あなたがなんと言おうと私は辞めるからねと思ってたけど、

あまりにもみんなが反対するから、不安になって毎晩google先生にお悩み相談してた。

そしたら、先生はこう教えてくれた。

“心配していると見せかけて嫉妬してるだけ”だって。

自分にできないことをしようとしている人の足を引っ張りたいだけなんだって。

反対する人も何か本当はやりたいことがあるけど、できずに我慢してるんだよって。

よく言われた例をあげるね。↓

同僚モンスター
少しでもなんか違うと思ったら、すぐ帰ってくるんだよ?
毎日なんか違うと思うことばかりですけどね。その違いを求めて海外に行こうとしているのだよ。
同僚モンスター
悪い人に誘拐されないようにね?
いまどき大の大人が誘拐はないでしょ。もはや不可抗力。そのリスクがあるんだとしたら、日本も同じ。
同僚モンスター
親はどうすんの?
幸いうちの両親は健康だし、比較的まだ若い。兄弟だっているしずっとそばにいる必要なはい。帰らなきゃいけない時には帰るよ。あんたの実家だって九州じゃん。そんなに親が心配なら実家帰りなよ。
歳も歳だしね〜。
人生そんなに甘くないよ。
どうせ外人好きなんでしょ?
ボンビーガールに出るの楽しみにしてるね。

とかまあよく思いつくねと感心するほどいろいろ言われましたよ。

ああでもないこうでもないと言い合いになって、最終的にはケンカっぽくなったりして。

どうしてみんなヒトの新しい人生の門出を素直に喜べないんだろう。

どうせ私が幸せになっても不幸せになっても、あなたの人生には関係ないんだからさ〜、って思ってた。

でも、残りの5%は、無条件で応援してくれた。(一番反対されると思っていた親も含めて。)

私の人生で大切な人ってその5%の人たちだけなんだなあ、とわかった。

結局、辞めたのは9月。

終わらせなきゃいけないプロジェクトがあったり、仕事の引き継ぎがあったりで、思っていたより時間かかった。

あなたの決断を邪魔するような発言をするような人がいたら、もう好きなように言わせとけばいいよ〜。

それ聞いて、何か新しいことを始めたとしても、辞めたとしても、彼らは何もしてくれない。

海外移住に限らず、なにか新しいことに挑戦するときには、不安が伴う。誰でも同じ。

それでも挑戦するのか、今のままの安定でいるのか、どちらを優先するのはそれぞれの価値観。

誰かに相談したところで、もともとの価値観が違うんだから、一生分かり合えないから。

今言えることは、当時、周りの意見に惑わされなかった自分を褒めてあげたいってこと。

この先、どうなるかなんて誰にもわからないけど

今はポーランド生活楽しんでるし、生活の質は間違いなく向上してるから、ここに来たことは後悔してない。

自分の信じる道を進めー!!!

コメント

  1. Google先生のお悩み相談的な検索から、こちらに辿り着きました。
    すごい行動力ですね!パワーを頂きました。
    今、とある件で悩んでいるのですが、blog拝見して やはり行動に勝るものはないのかなと思っています。

    上司、年に一度サンドミエシュに会議に行きますよ♪こないだはフミエルフに行ってました。
    ポーランドはいいところだ~と良く言ってます♪

    他の記事も色々拝見させて頂きますね!

    • こんにちは!
      コメントありがとうございます。

      まだまだマイナーな国であまり知られてないですけど
      ポーランドは本当にいいところですよ〜。来てよかったなと心から思います。

      いろいろ言ってくる人もいますけど、
      自分の人生ですから、後悔ないようにしたいですもんね。

      インスタ拝見しました。偶然にも私も八戸出身なんです。
      勝手に親近感抱いてしまいました:)

  2. わ~同じ八戸だなんて嬉しいです!そして自己紹介欄に出身地載せておいて良かったです(笑)
    地元の友人も、派遣社員時代、有給とってはタイに行き~を繰り返し、遂にタイに移住&タイ人と結婚しました。一度しかない人生、思い切り生きなければ、ですよね。
    しかし、ポーランド、こちらのblogで初めて知る事ばかりで面白いです。ちょうど今日、上司が来年2月のポーランド会議の件を話してました。今年はクラクフのようです。今までは、単にスケジュール調整だけしていた私ですが、一気にポーランドに親しみを感じるようになりました(笑) これからも更新楽しみにしております!

  3. 初めまして。
    年末にポーランドに旅行する予定をしていて、このブログにたどり着きました。
    私も今、10年働いた仕事を辞めてDublinに語学留学をしている三十路女ですw
    やりがいのある仕事でしたが、周りからの結婚等のプレッシャーなどから、このまま仕事続けるか悩んでいましたが、夢だった海外生活をする決断をしました。
    結果、日本を出て本当に良かったと思っています。
    ブログを読ませて頂いて、共感する部分が多かったのでついコメントしています。
    これからも更新を楽しみにしています(^^♪

    • コメントありがとうございます!
      共感していただける方がいてとても嬉しく思います:)
      同じように悩んでいる方って知らないだけで意外とたくさんいらっしゃるんですね!
      ポーランド旅行、楽しんでください(^^)
      日本人にはまだあまり知られていませんが見所もたくさんありますよ〜
      疑問点などなどありましたらお気軽にお問い合わせください!
      有意義なポーランド情報を発信できるよう頑張ります!

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