こんにちは、私です。
今日はポーランドのマンガ事情についてシェアします。ポーランドでは、びっくりするくらいいろんなところでマンガを見つけることができるんですよ〜。
それでは、さっそく〜。
1. ポーランドの図書館では日本の漫画が読み放題です。
①図書館のマンガが占める割合は10%なんてことも!
ポーランドではどこにでもある普通の図書館にマンガが置いてあります。私がよく行く図書館はそれ自体は決して広いわけじゃないんだけど、ここに置いてある本のうち10%はマンガだと言っても過言ではありません。まるで日本にいるようです。
ポーランド語はもちろん、ドイツ語・フランス語・日本語のものまで!図書館に行くと本当に多くの人(特に10代〜20代くらいの若者)がマンガを手にしていることがわかります。
②どんなマンガが読める?
この図書館においてあるマンガが、らんま1/2とかGTOとかDr.スランプアラレちゃんとか、私が子どものときに読んでいたものがそのまま置いてあってとても懐かしくてなんだか妙にほっこりします。置いてある本は若干古めだけど私にとってはそれくらいでちょうどいい、なんてね。
③マンガ・その他の本は借りられる?
1回につき3冊まで1ヶ月間、借りることができます。
ただし、この図書館で外国人(日本人)が本を借りるには25ズロチ(約750円)をデポジットとして預ける必要があります。借りた本を図書館に返却するときにその25ズロチが戻ってきます。マンガ1冊16ズロチ(約480円)程度だからすんごく高く感じるけど、ちゃんと返せば25ズロチそっくりそのまま返ってくるからまあいいでしょう。
もちろんその場で読むだけならデポジットは払う必要なありません。
2. ポーランド最大手の本屋”Empik”では最新マンガも購入できます。
ポーランドではどのショッピングモールでも見かけることのできる業界最大手”Empik(エンピック)”では最新のマンガを購入することができます。日本と同じ発売日ではないにしろワンピースや君の名はも買うことができます。ただ最新もしくは過去数年に発売されたものしかおいてないのでワンピース全巻まとめ買いしたい、なんてことはできません。
私はEmpikに行く度に用事もないのに、ついついマンガコーナーに立ち寄ってついついマンガを手にとってしまいます。
3. 日本マンガ専門店YATTA.plならないものはない。
ワルシャワやグダニスクには、”YATTA.pl(ヤッタ ぺエル)”という日本のマンガに特化した本屋があります。定番のワンピースから、ドラゴンボール、ブリーチ、バクマン。、ピーチガール(これ知ってる?)まで、あと他にもたくさん。マンガに詳しい人でも驚くような作品数と品揃えだと思います。またEmpikではできない全巻まとめ買いも可能ですよ。
☆ YATTA.plはどこにある?
ー ワルシャワ
Chmielna 10, Warszawa
ー グダニスク
Garncarska 4/6, Gdańsk
ー ブロツワフ
Generała Kazimierza Pułaskiego 12, Wrocław
4. もちろんマンガアプリを使っている人も多いです。
日本同様、携帯のアプリケーションを使ってマンガを読んでいる人も多いです。(ポーランドって日本人が思っているよりIT産業が発達していて生活に浸透しています。ポーランドに来たら驚きますよ、IT関連は間違いなく日本より便利です。)
マンガを読んでいる人の母数は日本と比べてまだまだそんなに多くはないけど、マンガ好きなら逆にアプリで読まない理由は何?ってくらいです。価格も比較的安いし、マンガを置いておく場所も必要ないからね。
5. マンガは語学の勉強にもってこいです。
ポーランドや英語に疲れて、日本語が恋しくなったら、日本語の漫画を読むこともできます。マンガって書いてある内容がそんなに難しくないからポーランド語で読めばポーランド語の勉強にもなりますしね。
1冊読み終わるのに3時間以上かかるから終わったころには疲労感ハンパないけど、教科書を使って勉強するより実用的な言葉を学べるからいいよね。
もちろん、マンガを通して日本語を学んでいるポーランド人もたくさんいますよ。
6. まとめ:マンガはポーランド人と仲良くなるきっかけにもなる。
日本にいるときにはマンガもアニメも小学生くらいまでしか見る機会がなかったし、大人になってからはむしろ嫌いだったけど(だって本屋に行っても半分以上マンガで欲しい本が全然置いてないんだもんね)。
ポーランドに来て、マンガの世界に与えている影響力の大きさを知りました。マンガは間違いなくポーランド人と日本人を繋ぐ架け橋になっています!
ポーランドで開催されているコミコンにも潜入してみたいなあ。
それでは、またね〜。
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