週末限定！朝食マーケットでポーランドの贅沢な夏時間を過ごそう。

ポーランドでは夏になると、各地で様々なイベントが開催されます。

今回はその中の一つであるポーランドの朝食マーケットについてシェアします。

ポーランドの夏は、爽やかで過ごしやすいので、野外で行われるイベントに参加するととても気持ちのいい時間を過ごすことができますよ。

１. 朝食マーケット（Targ Śniadaniowy）とは？

朝食マーケット（ポーランド語でTarg Śniadaniowy）とは、夏の間、ワルシャワなどポーランド各地で行われる野外フードマーケット（公式サイト→http://targsniadaniowy.pl）です。

ピクニックのような開放的な雰囲気の中で、家族や友だちと一緒に朝食を食べたり、芝生に寝転んでゆっくりしたり、思い思いの時間を過ごすことができます。

この朝食マーケットではポーランド料理だけでなく、フランスやスペインをはじめとするヨーロッパ料理、グルジア、コロンビア、ベトナムや中国、韓国（もちろん日本も！）などなどのアジア料理まで世界中のさまざまな料理を食べることができます。

出店しているスタンドは頻繁に入れ替わるので、行くたびに何か新しい発見ができるのも嬉しいですね。

各スタンドは、本場の人が運営していることが多いので、海外でよくあるなんちゃってフュージョン料理ではなく、本場の味をいただくことができます。

朝食マーケットという名前がついていますが、実際には朝食というよりは、ランチやブランチの感覚に近いかもしれません。

販売されているものも、トーストに目玉焼きなどの典型的な朝食ではなく、フランスのガレットや中国の飲茶などのご飯全般からアイスクリームなどデザートまで様々です。

こうゆうマーケットってたくさんのお店の中から、何を食べるのか一つのお店を選ばなきゃいけないけど、試食を置いている店がたくさんあるから、いろいろ試してみてその中からお気に入りを見つけることができます。

アレもコレも食べたいけど、そんなにたくさんは食べられないからひとくちお試しできるのはかなりアドバンテージですよね。

最初に見つけたお店でさっそく買いたくなってしまう衝動に駆られますが、そこをぐっと我慢してマーケットをぐるっと一周してみましょう！もっともっと気にいるものが見つかるかもしれません。

私が訪れた日(6/1)はポーランドの子どもの日だったので、子ども向けのイベントが開催されていました。

その日、その月に合わせてワークショップなども行われていますので、少しのぞいてみると新しい発見があるかもしれません。

夏のオンシーズン中（2019年は9月30日まで）は、基本的に毎週末（土日）の朝10時～夕方5時まで開催されています。

また、冬のオフシーズンでは屋内で開催されていますが、開催日が減ります。しかも、なぜだかわからりませんが、開催日が不規則なので興味のある人は事前に確認することをおすすめします。

また、特に夏の間は屋外で開催されているということもあり、悪天候の場合は、直前でも中止になることがあります。開催されるかどうか確実ではないときには公式サイトで最新情報を確認するようにしましょう。

開催場所はワルシャワ市内に3ヶ所あります。その他ポーランド各地で開催されていますので滞在場所付近で開催さてれいるかどうか確認してみてください。

ただし、冬シーズンは開催場所が減ることがありますので注意が必要です。

朝食マーケット内にあるインフォメーションセンターに行けば無料でブランケット（レジャーシート？）を貸してくれるので、芝生の上に寝転がることもできます。太陽の下、爽やかな空気と豊かな自然の中で贅沢な時間を過ごしましょう！

かなり国際色が豊かで、スタンドで働いている人もお客さんとしてきている人も世界中からいろいろな人が集まっています。ただし、外国人だけではなくて地元の若者や家族連れも多いです。

2019年夏の時点では、日本人にはあまり知られていないのか日本人はほとんどいませんが、海外のインターナショナルな雰囲気の中で、ポーランドの夏を体験して見たいという人は、この朝食マーケットに訪れてみることをおすすめします！

ポーランドの夏の最高の楽しみ方だと思います。