こんにちは、私です。
今日は、ポーランドの都市のそれぞれ特徴と雰囲気をご紹介します。ポーランド旅行のヒントになれば幸いです。
それでは、さっそく〜。
1. 首都、ワルシャワ(Warszawa)
ワルシャワはポーランドの首都で、政治・経済の中心地です。第二次世界大戦時にそのほとんどを破壊されたワルシャワの街は、その後再建され今でも急速に発展を続けています。旧市街の端にある王宮からヴィラヌフ宮殿まではワルシャワで最も美しい観光ルートとして知られています。
ポーランドの首都であるこの街には、たくさんのレジャー施設やビジネス、社交の場があります。ワルシャワは近代的なビルが多く建設されている中でも、都市の中心にも緑の多い公園が広がっていたり、ヴィスワ川沿岸にも自然が残されています。また、ショパン博物館やワルシャワ蜂起博物館、ポートランドユダヤ人博物館など、最新の博物館が多くあることもワルシャワの特徴です。
それから、ワルシャワは音楽の街でもありますね。ワルシャワで最も大きくキレイなワジェンキ公園では、夏の間、毎週日曜日にピアノコンサートが開催されています。誰でも自由に音楽を聞くことができますよ。
文部科学宮殿はソ連からの贈り物で、現在ワルシャワの主要なシンボルの一つです。その周辺には高層のオフィスビルやホテルが立ち並んでいて、ワルシャワってこんなに都会だったんだと驚くと思いますよ。
2. 観光都市、クラクフ(Kraków)
かつては国王の居住地として繁栄し、現在は多くの観光客が訪れるポーランドで最も有名な街のひとつです。聖マリア教会とヴァヴェル城は、クラクフでは絶対に外せない観光スポットです。
旧市街の全ての散歩ルートは中央広場に繋がっています。16世紀に交易所だった織物会館は、現在も多くの売店があり賑わっています。クラクフの旧市街に隣接するカジミェシュ地区は14世紀から19世紀にかけて主にユダヤ人が住んでいた独立した街でした。
今ではこのカジミエシュ地区は、観光客だけでなくクラクフ市民にとっても人気のスポットで、おしゃれなクラブやパブ、レストランが軒を連ねています。
ポーランドで最も美しいとされる聖マリア教会では1時間ごとにラッパが吹かれるのですが、そのメロディーはいつも突然途切れてしまいます。これは何世紀も前にクラクフの街が襲撃にあったときに、ラッパを吹いている最中にラッパ吹きが矢に打たれてなくなったことを悼むためと言われています。
3. 海運都市、トロイミアスト(Trójmiasto)
ポーランド一の夏のリゾート地として多くの観光客を集めるグダニスク。隣接しているソポト・グディニャと合わせてトロイミアスト(三つ子都市)と呼ばれることもあります。
☆グダニスク(Gdańsk)
ポーランド一の夏のリゾート地として多くの観光客を集めるグダニスク。隣接しているソポト・グディニャと合わせてトロイミアスト(三つ子都市)と呼ばれることもあります。
グダニスクはポーランド北部ポモージェ地方のビジネスと文化の中心で、1000年にも及ぶ豊かな歴史を持つ街です。旧市街には素晴らしい石造りの建築物や、ゴシック様式の教会、ネプチューンの噴水などが見所がたくさんあります。
グダニスクを歩いていて最も目が惹かれるものといえば、中世の時代に荷物の積み下ろしに使われていた木造クレーンです。このクレーンは第二次世界大戦の際に焼失してしましましたが、その後、再建され今は海洋博物館として内部の見学も可能です。
また、グダニスク中心部からほど近いオリヴァ大聖堂にある18世紀のパイプオルガンは、世界最大級で奏でるメロディは音楽ファンのみならずすべての人を惹きつけます。
☆ソポト(Sopot)
ソポトは贅沢な海辺のリゾート地で、多くのイベントや流行最先端のショッピング街で有名です。街の最も有名な見所は、バルト海に伸びるヨーロッパ最長の500mもの桟橋です。観光客のみならず、ソポトに住む人も多く訪れる絶好の散歩スポットです。
また、近くのコンサートホールでは夏の間様々な音楽イベントが開催されとても賑やかになります。広場は冬の間スケート場に変わります。
☆グディニャ(Gdynia)
グディニャは、1920年代に港の建設に伴ってグディニャという街がつくられ、貿易によって栄えた街です。1930年代の有名な帆船”Dar Pomorza”など歴史的な船舶が停泊する大桟橋が、グディニャの街の最大の見どころです。
4. 中世都市、トルン(Toruń)
ポーランドでも歴史ある街の一つであるトルンは、広場や通り、何千もの煉瓦造りの建物が今も中世と変わらず面影を残し、旧市街はユネスコ世界遺産にも登録されています。人々を魅了しています。トルンの街は小さいけれどぎゅっとまとまっていて観光するには最適です。
この街を訪れる時に忘れてはいけないのが地動説を唱えた天文学者ニコラウス・コペルニクスです。彼はポーランド人の中では音楽家ショパンの次に有名なのではないでしょうか。現在、コペルニクスの生家は彼の生涯を紹介する博物館として開放されています。
また、典型的なトルンのお土産はピエルニク(ジンジャーブレッド)です。ピエルニク博物館では、昔ながらの製法でピエルニクを焼く体験もできます。
5. 金融都市、ヴロツワフ(Wrocław)
時代によって、チェコ、ドイツ、ポーランドと様々な国の領地となったため、ヴロツワフの中央広場にある建築物はそのひとつ一つが当時の特徴がミックスされた他に例を見ない独特の雰囲気をもちます。また、旧市街には中世の伝統ある建築様式を多く見ることができる一方、よく見てみると西側には現代風の建物もあり、その中でも特に近代的なヴロツワフオペラ劇場が目を惹きます。
また、街のあちこちにいる多くの小人もヴロツワフの街の重要な役割を果たしています。現地の芸術学生が製作し始めたというその小人の数は年々増加していて、今では確認されているだけで300以上の小人像があると言われています。駅や観光案内所で”小人探し地図”をもらえますのでぜひ探してみてください。
・まとめ:ポーランドの歴史を反映したユニークな都市5つ。
ポーランド観光の代表的な都市5つを紹介しました。ポーランド国内だけでもこんなに様々な歴史・特徴を持った都市があるなんて知っていましたか?
今後、この他の小さな村についてもまとめたいな〜なんて思っています。
それでは、また〜。
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