みなさん、こんにちは!
日本人にはあまり馴染みのない国、ポーランドの基礎情報をご紹介します。
それでは、さっそく~。
1. 基本情報
- 面積:31.2万km2(日本の約5分の4)
- 人口:3,800万人
- 首都:ワルシャワ(warszawa)
2. ベストシーズン
ポーランドでは、春、夏、秋、冬の4つ季節がありますが、夏は短く、冬は長いです。
天候が一番いいのは、5月~9月頃で、観光のベストシーズンもその期間です。
また、10月の紅葉の頃には、ポーランドは”黄金の秋”と言われ、あたり一面の木々が黄色に染まります。冬は一般的には観光のローシーズンと言えますが、その分ホテルの値段が下がったり、人も少なく静かので、満足度は高くなる傾向にあると思います。
3. ビザ
日本のパスポートを所有している場合は、3ヶ月(90日)以内の短期滞在であれば、ビザを取得する必要はありません。
また、ポーランドはEU(Europian Union/欧州連合)に加盟し、シェンゲン協定国となっているので、シェンゲン領域内では、国境検査なしで国境越えすることができます。
シェンゲン領域は以下のとおりです。参考までに。
オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、モナコ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、バチカン。
※イギリスとアイルランドは対象外なので注意!
4. 治安
ポーランドの犯罪率はヨーロッパの中でも最も治安のいい国の一つで、国内全域で治安は良好です。
ひったくりやぼったくりなどの軽犯罪率もとても少ないです。
しかし、深夜の街(とくに週末)を出歩いていると酔っ払った人の乱闘をみかけることがあるかもしれません。
また、独立記念日やサッカーの試合終了後などは、ナショナリズムが高まり、一部のナショナリストが外国人に対して襲いかかってくる可能性もゼロではありません。
日本にいる感覚でいては危険が伴うこともありますので最低限の注意は必要です。
5. お金
ポーランドの通貨はポーランドズロチ(zł/PLN)です。ポーランドでのみ利用されています。
都市にはいたるところにATMや両替所があります。
また、ポーランドではクレジットカード・デビットカード決済が多く利用されているので、カードを持っていれば多額の現金を持ち歩く必要はありません。
国際ブランド(右下のマーク)はVISAcardもしくはMasterCardを持参することをお勧めします。JCBを受け付ける場所も増えてはいますがすべてではありません。
6. 物価
ポーランドの物価は日本と比較すると比較的安価な国です。
モノにもよりますが、だいたい1/2~1/3程度で、食料品などの生活必需品は安価、家電製品などの贅沢品は高価になる傾向があります。以下価格例を参考にしてください!
価格例:
- タクシーの初乗り料金 18PLN
- 地下鉄チケット 3.4PLN
- コカコーラ1.5L 3PLN
- ビックマック 9.7PLN
- じゃがいも1kg 1PLN
- りんご1kg 2.5PLN
- ビール缶500ml 2,5PLN
- コーヒー 10PLN
7. 営業時間
ショッピングセンターの営業時間は正式に設定されていないため、各店舗ごとに異なります。
一般的には月曜日~日曜日、午前10時から午後9時まで営業しています。
ローカルな小さいお店は早朝(午前7時頃)に開店し、午後6時~7時ごろに閉店するところもあります。レストランは午前11時から午後11時ごろまで、バーは夜遅くまで、特に週末には朝まで営業しています。
8. チップ
ポーランドではチップの習慣は根付いていません。渡しても渡さなくてもOKです。
もしあなたが受け取ったサービスに満足したら、チップを渡してもいいかと思います。決まった額や渡し方も特にありませんので、難しく考える必要はありません。
また、一部の観光地にあるレストランでは、手数料が自動的に請求書に追加されていたりもします。
9. 言語
ポーランドの若者(だいたい35歳以下)は、学校で英語を勉強していますので、流暢な英語を話します。(年齢が高くなると英語を話す人が減り、その分ロシア語やドイツ語を理解する人が増えます。)特に観光地では、英語でのコミュニケーションには問題ないと言えるでしょう。
ただし、ポーランド語で簡単な挨拶をするだけでとても喜んでくれますので、ジンドブレ(こんにちは)、ジンクイエ(ありがとう)などを覚えておくことをお勧めします。
10. 電気・コンセント
ポーランドの電力は230ボルト、50ヘルツです。
お持ちの電子機器をポーランドで使用する場合には、これらに対応しているか確認が必要です。
対応していない場合には変圧器を使用する必要があります。 (最近の電子機器であれば大抵の場合、対応しているかと思います。)
ポーランドのコンセントは、2つの丸いピンを持つプラグ(Cタイプ)を採用しています。 日本コンセント(Aタイプ)とは形状が異なるので、変換アダプタを使用する必要があります。
11. トイレ事情
公衆トイレを使用する場合は、2PLN程を支払わなければならないことがあります。
ほとんどのガソリンスタンドやショッピングモールには無料のトイレがありますので、そこで済ませられたらいいかもしれません。
また、ポーランドの公衆トイレは、○△で男女のどちらかを表和している場合があります。これ、知らないと戸惑いますが、女性が○、男性が△です。覚えておくと便利ですよ。
ただ、これらも少しづつ変化してきているので、ほとんどの場合、よく見かけるあの女性と男性のシルエットに切り替えられています。
12. まとめ
いかがでしたでしょうか~
ポーランドを訪れる前にこれだけでも知っておけたらいいかと思います☆
それでは、また~
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