女性1人でも安全な国ポーランド。治安が良くても注意するべきこと。

ポーランドの治安 トラベル情報

今日はポーランドの治安についてシェアします。最初に結論から言ってしまいますが、ポーランドの治安の良さはヨーロッパの中では最高レベルといっても過言ではないでしょう。

もしかしたら日本より安全かもかもしれない?という程です。もちろん最低限の注意は必要ですが、必要以上に怖がらなくて大丈夫ですよ。

1. ポーランドの治安の良さは世界的にみてもトップレベル。

ポーランドで毎日生活をしていて治安が悪いと思うことはほぼありません。日本では、ポーランドの治安の良さは世界的にみてもトップレベルだということはあまり知られていないんですよね。

なんとなく日本以外の国はすべて危険だと思い込んでいたり、共産主義時代の名残からポーランドは薄暗くって不穏な空気が漂っているイメージを持っている人も残念ながら少なくないんですね。

一度、ポーランドに足を踏み入れてみたらわかります。私は今まで世界30カ国以上訪れていますがポーランドが日本の次に安全な国だと思ってます。

– ポーランドはこんなに平和な国。

スリや置き引きなどの軽犯罪からテロ犯罪などの重犯罪まで、フランスやイタリア、スペインなどと比較して発生率はかなり低いです。

それでは以下、具体的にポーランドがどれだけ平和な国であるか紹介します!

①カフェでパソコンを置きっぱなし。

ポーランド人たちは、カフェで座席を確保するために持っているカバンをテーブルに置いて、そのままコーヒーの注文をしに行ってしまいます。

また、カフェでノートパソコンを使って作業しているときに机の上にパソコンを開いたまま席を離れてトイレに行ったりするところもよく見かけます。

②かばんのチャックが開いたまま。

かばんのチャックを開けっ放しであることに気がつかず、人通りの多い場所に1日いても、財布もパスポートもカメラも何事もなくかばんの中に入っていました。

③レストランでツケ払い。

レストランで食事をして支払いをしようとしたら、「今クレジットカード読み取り端末が故障しているから、次来たときに支払ってくれればいいよ!」と言われました。

そこには何度か行ったことがあったのですが、また行くかどうかもわからないのにツケ払いでOK!なんてあまりないですよね。

機械が故障していたら”現金支払いだけ”にしてもいいのに、と思いました。

2. 平和な国でも、最低限の注意が必要。

基本的にはポーランドはとても平和な国です。普段、身の危険を感じることはありません。

ただし、海外旅行の際には、開放感や高揚感で注意が散漫になりがちです。

当然のことながら日本人が日本で生活しているのと同じようにしていたら事件に巻き込まれたり、また自ら事件を招くこともなきにしもあらずですので、最低限の知識と対策が必要です。

– 日本人(アジア人)はとにかく目立つ、いかにも外国人。

ポーランドに住んでいるのは98%ポーランド人(残りの2%はほぼ同じ東スラブ系のウクライナ人)なんです。

移民が少ないからこそポーランドは安全な国なんだと言えるんですね。

そしてポーランドに観光に来る人もコーカソイド系白人が大半だから、日本人をはじめとしたアジア人はそこにいるだけで良くも悪くもとにかく目立つんです。

目立つということは、犯罪の標的にもされやすいということだから最低限の注意を払う必要が出てくるんですね。

みんなやってるから大丈夫と思って、自分もやってしまうこともあるけど、あくまでも自分はアジア人で他の人とは違うという意識を持地ましょう。

3. 事件に巻き込まれないようにするには?対策はあるの?

①女性の深夜の一人歩きは最小限に。

ある程度人通りのある道であれば、夜であっても女性が一人で歩いていても危険を感じることはないと思っていていいでしょう。

しかもポーランドは日本より高緯度なため、夏場は日も長く夜10時近くまで明るいですから、満足するまで遊んでも夜暗くなる前に家に帰ることができるでしょう。

あまり遅い帰宅にならないようにするのは日本でも同じことですよね。

ただ、旅行をしていて電車や飛行機の都合でどうしても遅くなっちゃう、あとはホテルに戻るだけくらいなら過度な心配はいらないですよ。

②物乞いに対して、必要以上に恐れない。

人数は多くないけど、ワルシャワなどの大都市になればなるほど物乞いを見かけることがあります。日本では見かけることないなので海外旅行時、どう対応したらいいかわからず戸惑う人が多いんですよね。

ポーランド人は助け合いの精神が根付いてるので、たま~にお金を渡しているところを目にすることがありますが、あくまでもその人の判断なので大半の人は渡してませんし、渡したくなければ渡さなくて構いません。

関わりたくなければ、無視するか、No!と意思表示をすればそれ以上求めてくることはありません。

③酔っ払いは適当にあしらうか、出没地に行かない。

ポーランド人はお酒が大好きです。老若男女みんなお酒には強いので自我をなくすほど飲んだくれてしまう人は多くありません。

しかし、ごくたまにお酒を飲んで上機嫌になったお兄さんに「へい!日本人はやっぱり魚が好きなのかい?」なんてどうでもいいこと聞かれたりします。

適当に無視しておけばそれ以上突っ込まれることはありませんし、身の危険を感じることはありませんが、酔っ払いに絡まれるのが苦手な人はあまり遅い時間までパブに行かないようにしたり、金曜の夜に女性一人で行くことは避けたほうがいいでしょう。

これは夜の渋谷を女性一人で歩かないほうがいいというのと同じですね。

④金曜深夜やナショナリズムが高まる日には外出は避ける。

基本的に酔っ払いに出くわしても何か危害を加えられるわけではないけれど、先に述べたとおりアジア人は目立ちますから、やっぱり多少の警戒は必要です。

とくに普段なら問題なくても金曜深夜の繁華街の女性のひとり歩きは避けた方がいいでしょう。

また、独立記念日やサッカーの国際大会が行われる日などナショナリズムが高まる日には、できる限り外出を避けたほうがいいかと思います。

4. まとめ:ポーランドは治安の良さトップレベル、でも日本ではないことを忘れない。

ポーランドで日常生活を送っている分には、身の危険を感じることはほぼありません。ポーランド人は、「財布を落としても運が良ければ戻ってくるよ」と言っております。

それでも、日本人が日本で暮らすより安全な国はありません。

短期滞在ならなおさら限られた時間の中で夜遅くまで地元のパブで飲んでみたい!や独立記念日パレードに参加してみたい!と思う人もいるかもしれません。

ポーランド人やコーカソイド系の人たちなら問題なくできていることが、ただ見た目が違うからいう理由で彼らより注意を払わなければいけないことがあるんです(人種差別ではないですよ)。

外国にいるんだということを忘れないようにして最後まで楽しいポーランド滞在になることを願っております!

それでは、また~。

コメント

error:Content is protected !!