こんにちは!
12月のポーランドはかなり寒いですが、皆さんクリスマスを生きがいに日々生活しています。
本当にどこに行ってもクリスマスイルミネーションで、街中が高揚感に包まれていてただ歩いているだけでもわくわく気分が高鳴ります。
そこで、ポーランドの中でも最大規模かつ人気のある南西部の都市ヴロツワフのクリスマスマーケット情報をシェアします!日本ではドイツばかり有名ですが、ポーランドも負けていませんよ!
1. 本場のクリスマスマーケットを体験しよう!
ポーランドでは各都市でクリスマスマーケットが開催されていますが、最も有名で人気があるのが南西部にあるヴロツワフという都市です。ポーランドだけでなく、ドイツをはじめとしたヨーロッパ各地やアジアから来た多くの観光客で賑わっていました。
この時期にポーランドにいるのであれば、ヴロツワフのクリスマスマーケットに行かないなんて正直言って、あり得ない!もったいない!です。
ワルシャワから飛行機なら1時間、鉄道でもバスでも3時間半、日帰りで行くことも十分可能です。
– 何が買える?
クリスマスには欠かせないツリーに吊るすオーナメントやポーランドの定番お土産としても有名なザコパネ地方で作られているフェルトスリッパ、木彫りの置き物などの民芸品がたくさん販売されています。
普段は手に入れられないような限定品に出会える可能性も高いです!
個人的に買って良かったものはこのジンジャーブレッド(ポーランド語ではピエルニク)。ポーランドのクリスマスでは定番のスパイスのきいたクッキーでまだ日本ではあまり馴染みがないんだけど、癖になる美味しさでお土産としてもおすすめ。
クリスマスツリーに引っ掛けられるようなヒモがついていたり可愛いアイシングが施されていたりすぐに食べてしまうのはもったいない!と思うほど。
– 何が食べられる?
ここでは、マンガに出てくるような大きな鍋でガンガン焼いているゴロンカ(骨つき豚モモ肉のロースト)やビゴス(キャベツとソーセージ煮込み)、オシチペック(羊のスモークチーズ)などなどポーランドならではの伝統的な料理をいただいて体を温めることができます。
他にもピエロギ(ポーランド風餃子)やジュレック(ライ麦のスープ)などもありますが、やっぱりおすすめは炭火でグリルされたものをいただくこと。ピエロギやジュレックは他でもいくらでも食べる機会がありますが、炭火でローストされたゴロンカを食べることはポーランドでも貴重な体験です。
体が冷えてきたら、ホットワインを飲みましょう。ホットワインは飲み終わった後もしばらく体の中からポカポカ温かいです。
ちなみにこのホットワインは12ズロチ(約360円)ですが、15ズロチ(約450円)のデポジットを支払って上の写真のようなカップに入れてもらいます。そのままカップをお土産として持ち帰ることもできますし、返却すればデポジット15ズロチ(約450円)は戻ってきます。
このカップのデザインは開催場所か開催年によってもすべて違うのでコレクションとして集めるといい思い出になりますね。
– 開催場所
旧市街にあるメインスクエアから繋がっているシフィドニツカ通り、オワフスカ通りの他、ソルヌィ広場でもマーケットが開催されています。
初めはメインスクエアを目指しましょう。そこから各開催場所までは目と鼻の先、地図なんて見なくても賑わっているのですぐわかります。
メインの鉄道駅からは、旧市街のメインスクエアまでトラムで北に15分程、歩いても22分程で到着します。
– 開催期間
11月23日から12月31日、午前10時~午後9時まで。
ただし、12月24日、25日は開催されていない可能性がありますのでご注意ください(この日はポーランドではどの店も閉まってます)。
日中は比較的、人が少ないし気温も高いです。ただし、きらびやかな雰囲気が出てくるのは夜日が暮れてからですが、その分寒いですし、混雑します。
2. クリスマーケット攻略のコツ!
①防寒対策は抜かりなくしよう!
帽子・手袋・厚手の靴下の万全の態勢でクリスマスマーケットを満喫しましょう!
特に足元は日本人の弱点だと思います。ポーランド人はみんなアウトドア用の登山靴を思わせるようないかつい靴を愛用しています。日本ではアウトドアショップに行かないと売ってませんし、そこで買ったとしても後々使い道ないですもんね。
なのでそんな靴は買わないにしても、できるだけ底の厚い靴を履いたり、靴下の重ね履きをするなどキーンと冷えた石畳に熱を奪われないようにしましょう。
②時間に余裕を持って行動しよう!
どんなに防寒しても長時間屋外にいればやっぱり冷えます。
だからカフェに入って体を温める時間を作りましょう。寒いのに時間がないからってずっと外にいても心から楽しめません。クリスマスマーケットの近くにはカフェがたくさんありますし、そこまで混雑している様子ではなかったので途中、休憩しましょう。
③現金の準備をしよう!
ポーランドでは通常ならクレジットカードが使えない店を探すのが大変なくらいカード社会ですが、ここヴロツワフのクリスマスマーケットでは、支払いは現金のみのスタンドをちらほら見かけました。
そして、近くにある両替所は現金がなくなった人たちで混雑、おまけに両替のレートもよくありませんでした。せっかくのクリスマスマーケットで見つけた欲しいものを現金を持っていないという理由で購入を諦めるのは残念すぎますよね!予算に合わせていつもより少し多めに現金の準備をしておきましょう!
④トイレは行けるときに行っておく!
クリスマーケットが開かれている旧市街にもトイレはありますが、有料で見つけにくい(マーケットの端っこ、地下にあります)ですので、事前に済ませておきましょう。
トイレは近くのカフェやショッピングモールでの利用が便利ですが、みなさん当然同じ考えなので、大行列ができています。特に女性は待ち時間が長いのでトイレは余裕を持って行けるときに行っておくといいでしょう!
⑤週末は混雑必至、できれば平日に行こう!
週末は家族連れからカップル、外国人観光客までとにかく人で溢れかえっています。
ポーランドで1箇所にこんなに人が集まっているなんてなかなかありません。まあそれだけ多くの人がこのクリスマスマーケットを楽しみにしているということなんでしょうね〜。
週末であったとしても、混雑しすぎて身動き取れなかったり、お土産を買うのに長時間待たなきゃいけなかったりというほどではありませんが、平日に行ける日程なら、ぜひ平日に行くことをおすすめします。週末は写真を撮ろうにも人が多すぎてなかなかうまく行きません。
それから週末は、ワルシャワからヴロツワフまでの電車も満席でしたので、どうしても週末この日じゃないと行けないという方は電車の予約は以前にしておくといいと思います。
3. まとめ:ポーランドのクリスマスマーケットを全力で楽しもう!
いかがでしょう?
日本人にとっては本場のクリスマスマーケットって想像がつきませんよね。
この時期限定で登場する遊園地があったりして、子どもだけじゃなく大人も寒さを忘れてエンジョイしています。何も買わずともそこにいるだけで気分上々で盛り上がります!
もし12月にポーランドに来るならクリスマスマーケットには絶対に行きましょう!1年で1番キラキラ賑やかなポーランドをぜひ準備万端の状態で楽しんでください!
今回シェアしたヴロツワフに限らず、他の都市のクリスマスマーケットでもほとんど同じことが言えると思いますのでぜひ参考にしてください!
それでは、また~。
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