こんにちは!
8月も終盤ですが、高校野球の決勝戦を見たり、秋の虫が鳴きはじめたりして、夏の終わりを感じてセンチメンタルになったりすることなく、ポーランドではあんなに暑かった夏からあっという間に涼しい(むしろ寒い?)秋に変わりました。
ということで今回は、ポーランドの秋をご紹介!
それでは、さっそく〜。
1. 8月下旬のポーランドの気温は?
8月も後半になるとポーランドでは秋の気配を感じるようになり、日を追うごとに寒くなっていきます。
この記事を書いている2018年8月29日のポーランドグダニスクの最高気温は22℃、最低気温は11℃です。今日だけ特別に寒いわけではないようで、1週間はずっと同じような気温が続きます。これは東京の10月の平均気温と同程度ですね。
ちなみに8月29日の東京の気温は最高33℃、最低26℃ですからグダニスクと比べて10℃以上高いです。
2. ポーランド夏の象徴、ボチョン(コウノトリ)もアフリカへ移動し冬に備えます。
ポーランドはボチョン(コウノトリ)の繁殖地で有名なんですよ。
夏の始まりにアフリカからはるばるポーランドまでやってきて、ポーランドでヒナを育てます。そしてひと夏ポーランドで過ごした後、夏の終わりとともにアフリカに移動し越冬いん備えます。
そんなボチョンも2018年は例年より2週間ほど早くアフリカへ帰ってしまったようです。今年はそれだけ急激に寒くなったということでしょうか。
3. ポーランドが一年で最も輝く”黄金の秋”が楽しみ。
私は、夏も好きだけど、それ以上に秋が好きです。
特にポーランドでは10月頃の”złoty jesień(黄金の秋)”と呼ばれる、あたり一面の木々が一斉に黄金色に変化して、葉を散らしてゆく紅葉を見るのがたまらなく好きです。
この”黄金の秋”は見頃の期間はとても短く、色付き始めてから2週間ほどで全ての葉が散ってしまいます。その儚さが日本の桜と重なって感情移入が止まりません。
日本人の心をくすぐる、1年間を通してもポーランドが最も輝く1週間です。
4. 観光にも秋がおすすめ!遅めの夏休みはいかが?
ポーランドをはじめその他のヨーロッパ諸国でも、8月の終わりから9月にかけて長い夏休みが終わり新学期がスタートします。
また、ヨーロッパでは新年度がこの時期に始まります(日本でいうところの4月)ので、多くの人が新生活をスタートさせます。そのためこの時期に観光に行く人の数は夏に比べてかなり減るんですね!
秋は、観光するには暑すぎず寒すぎず、観光客も多すぎず、でメリットしかありません。航空券やホテルの価格もこの時期から少しづつ下がっていきますよ!
日本で忙しく働いているみなさん、あえてどこに行っても混んでいるお盆休みを外して、少し遅めの夏休みをとってポーランドに訪れてみるのはいかがでしょうか!
ー 秋のおすすめ服装inポーランド
ポーランドの秋でも、太陽の下ではまだまだ暖かいと感じることもあります。中には半袖短パンで出歩いている人もいますが、日本人とポーランド人では体温が違いますので、同じような格好をして出かけることははおすすめしません。
9月~10月の日中、日本人感覚では、Tシャツにカーディガン、ジーンズにショートブーツを合わせてちょうどいいくらいの気温であることが多いです。
また、日中と朝晩の気温差が激しいので、簡単に脱ぎ着できる重ね着が可能な防寒着(ユニクロのウルトラライトダウンが軽くて小さく折りたためるのでいいね!)を持ち歩くことをおすすめします。
ー ポーランド人の秋服コーディネートがおしゃれ。
ポーランドでは、夏は肌見せ重視だし、冬は防寒重視であまりコーディネートに気を使っている場合でもないんだけど、秋は男性も女性もいつもよりスタイリッシュで上品な格好をしている人が急増します。
ポーランド人って背が高いしスタイルがいいから、シンプルなジャケットを1枚羽織るだけで雑誌に載っているようなスナップ写真を見ているような気持ちになります。同じものを身につけたってあんなにカッコよく着こなせない、と嫉妬の対象にもなりませんw
5. まとめ:夏もいいけど、秋も負けず劣らず魅力がいっぱい。
春も夏も秋も冬でも、季節の変わり目ってなんだかそわそわしちゃいます。
ポーランドの短い夏も終わりこれから冬に向かってどんどん寒くなっていきますが、個人的には、ポーランドはこの秋の時期がお気に入りです!
旬のきのこ料理を食べたり、紅葉狩りを楽しんだり、肌寒い日にカフェのテラス席で毛布にくるまりながらあつあつコーヒーを飲んだり、秋には秋にしかできない贅沢なこともたくさんありますよ~。
みなさんはこの秋、どこで何をする予定ですか?
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