みなさんこんにちは!
カフェラテよりカフェオレ派、私です。
今日は、ポーランドの一般的な昼ごはん(1日のメインの食事)をご紹介します!
では、さっそく~
①前菜:スープ
ポーランド人はスープが大好きです。スープはポーランドを代表する料理と言っても過言ではありません。
日本で言うところのみそ汁の感覚で当たり前のようにスープ食べてます。
ポーランドには、
- ジュレック(ライ麦を発酵させた酸味のあるスープ)
- バルシチ(鮮やかな紫色が特徴のビーツのスープ)
- ロスウ(チキンと野菜のスープ。 日曜日の昼ご飯の定番)
- オグロホバ(塩漬けのきゅうりのスープ。)
などなど数え切れない程の種類のスープがあります。
そして、どれも素朴だけどおいしい!日本人の口にも合うと思います。
手軽に準備ができることと、健康志向の高まりもあって、ポーランド人はほぼ毎日スープ食べてるんじゃないかなあ。寒い冬はスープで心も体も温まる~。 (ポーランドではラーメンもスープに分類されちゃう。)
ちなみに、ポーランド人の 一人当たりのインスタントスープ年間消費量は約15kg。世界一 なんですって。
②主食:パン/じゃがいも
主食はみなさんご存知のとおり、パン・じゃがいも。年間一人当たりパン100kg、じゃがいも100kg消費しています。
ちなみに日本はパン15kg、じゃがいも25kgです。ポーランド人は日本人の4倍~6倍も食べてるんですね。恐ろしい・・。
スーパーマーケットや街のパン屋さんに行くと、数え切れない程のパンが並んでいて、そこからどのパンにするか選ばなきゃいけない訳だけど、何が違うのか正直さっぱりわかりません。
まあ、ポーランド人いわく、どれもこれも全く違う種類ということらしいですが。
ところが、ポーランドではフランスパンやクロワッサンなどのいわゆる”おしゃれパン”を購入できるところはかなり限られています。一部の外資系資本のパン屋やカフェくらいでしょうかね。クオリティもいまいちです。
ポーランドはパンの発祥の国なんて言われたりもしますから、自分のお国のパンに誇りを持っているよう。
じゃがいもは、蒸したり焼いたり揚げたりいろいろな調理法がありますがどれも実にシンプルです。蒸してハーブかける!焼いてハーブかける!揚げてハーブかける!とかそんなもんです。w
そう、じゃがいもはあくまで”主食”であって”おかず”にはなりえないので、肉じゃがやコロッケにはなり得ないとのこと。ラーメンおかずにごはん食べるみたいなことになっちゃうんですかね。
ただ20年前と比較するとパンもじゃがいもも消費量が半減していて、 その分、お米・蕎麦の実などを食べることが増え、食文化の多様化が進んでいるようですね。
③主菜:お肉
ポーランド料理のメインディッシュとなるのがお肉。
なかでも豚肉の消費量が最も多くて、 コトレト(カツレツ)やゴウォンプキ(ロールキャベツ)などなど色々な豚肉料理があリマス。
また、鶏肉の生産国でもあるので、 最近では鶏肉の消費量も増えてきています。(牛肉はあまりポーランドでは日常食にはなっていません。やっぱり値段が高いからかな?)
ちなみに、魚は食べないことはないけど、決してポピュラーではありません。スーパーの魚売り場はかなり端っこの方に追いやられてます。高いし、そもそも需要がないから仕方がないですね。
最近では、”SUSHIレストラン”はいたるところにあって、とても人気があるけれど。まだまだ魚(特に生魚)に抵抗があったり、食べたことがないという人も多い。
どちらにしても、魚は自分で調理するというよりも、レストランに行って食べるもの、という感覚でしょうかね。
④副菜:サラダ
ポーランドでは、昼ご飯には必ずと言っていいほど野菜を同時に摂ります。しかも、通常2〜3種類ほど出てきますのでこれだけでなかなかの食べ応えです。
というのも、キャベツやニンジン、ポーランドではよく食べられるビーツを千切りにして漬物などにして食べることが多く、生野菜を食べるときと比較して量(かさ)が減るのでその分たくさん食べるからです。
・まとめ:素朴で美味しいポーランド料理を試してみよう!
ポーランドは農業国で、小麦、ジャガイモ、牛乳、りんごなどを多く生産していルため、食材も安く手に入りやすくて、ごはんもおいしい。
基本的にポーランド料理は素朴でシンプルなものが多いです。その分、素材の味を感じることができるので繊細な味覚を持つ日本人の口にも合うんじゃないかと思います。
ポーランド料理、食べてみたくなったでしょうか?
それでは、また明日~。
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