こんにちは、私です。
ポーランドに住んでるよー!っていうと、なんでポーランドなの?ってよく聞かれるんですね。
ポーランドって日本人にとってまだまだ遠い国だし、どんな国なのか想像できないという人も多いかと思います。アメリカのポートランドとかポルトガルとかと勘違いされるのは、あるあるネタですね。ポルトガルなんて”ポ”しかあってない・・・。
ということで、今日はなんでポーランドにいるのか、ポーランドのここが好き!をシェアします!
個人的意見ですので悪しからず。
では、さっそく〜。
①パッとみ無愛想なんだけど根はやさしい、程よい距離感がいいね。
サービス業の人を含めてみんなあまりに無愛想だから、私はどう見てもアジア人だし嫌われてるんだ、なんなら人種差別だなんてイライラすることもあったり。
でもよくよく観察して見たら、私に対してだけじゃなくて基本誰にでも無愛想だった。(怒ってるわけでもなく楽しい訳でもなく、ただニュートラルであることがポーランド人にとっての基本感情ということらしい。)
それから、その店の常連になってみたり、仲良くなったりするとその無愛想顔からは想像もできないくらいの笑顔を向けてくれる。
私は、誰にでも最初から親密度最上級な他のヨーロッパ人たちより、多少壁はあってもそれを超えることができれば、長年連れ添った夫婦みたいに接してくれるポーランド人の方が好き。
付かず離れず適度な距離を保って、お互いのパーソナルスペースを尊重してる感じが好き。
②いつ誰が何をしたっていいんだ、あれこれ考える前にやってみたら?
日本にいるときは何をするにも否定から入っていた。
これやりたい、あれやりたいと思ってもできない理由を探して結局やらないという結論に至って28年間過ごしてた。
社会的な目があったり、年齢的な制限があったり、性別的な制限があったり、いろいろね。
これって私だけじゃなく日本人の性質なんだと思う。実際、「会社辞めてポーランドに行きます」って言ったときも同僚たちは他人事なのにまあよく思いつくなと感心するほどの反対意見をいただきました。
一方、ポーランド人に「これやりたい」といえば誰もが「いいね!」と言ってくれます。他人に興味がないというと聞こえが悪いですけど、私の人生は私が決めるし、あなたの人生はあなたが決めるもの、と理解しているからでしょう。
ポーランドのいいところは、これだけじゃないよ。
ただ自分と他人の人生を切り離すのではなくその人の意見を尊重しつつ、サポートできるってところ。「できることある?」って聞いてくれたり、必要なときには物質的な援助をするのも躊躇わないよ。
③迷惑をかけるのはお互い様、助け合いの精神がぱない。
日本でさ、なんか疑問に思ったことって他人には聞きにくい雰囲気あるじゃない?
まず話しかけるだけで不快な顔されるし、質問しようもんなら「ググれ!」と言われてしますわけ。
でもポーランドではそんなことはまったくなくって何でもかんでも誰にでも聞いちゃう。そう、通りすがりの人にでもね。
日本人の場合、人様に迷惑をかけないようにと言われて育ってるから、人に迷惑をかけることを嫌うし、反対に、誰かに迷惑をかけられてもいいと思う寛容さも失ってる。
日本人が海外で生活するには、少なからず誰かの助けが必要だし、誰かを助けられることってそんなに多くないかもしれないけど、人に親切にするとまわりにまわって自分に返ってくるんだと30歳目前にしてようやくわかったよ。
まさに”情けは人のためならず”であることを今、体感してます。
④お金より世間体より大事なものっていっぱいあるんだよ。
日本人って世界でも稀にみる拝金至上主義なんだね。日本にいるときはそんなのあたり前すぎて微塵も感じなかった。
結婚相手の年収ばかり気にするし、どれだけ有名な企業に勤めてるかとか、医者とか弁護士とか大好き。
ポーランドではどれだけ多くのお金を稼ぐかより自分のやりたいことを仕事にするってことが大事。学費は無料だし勉強すれば誰でも医者になれるんだけど、そんなにお金は必要ないって知ってるからみんななりたがらないんだってさ。
実際、私はポーランドに来てお金使わなくなったな。たくさんお金を持っていたってそもそも消費するところがないし、それが人生の充実度と直結しない。
お金なんて使わなくたって、毎日好きな人と一緒にいて平凡に過ごせることに幸せを感じられるようになるなんてこと想像もしてなかったけど、私にとって一番大きな価値観の変化かな。
⑤モノを大切にする、壊れたって自分で直すよ、どこまでも。
例えばさ、パソコンとか車とか壊れたら新しいの買っちゃうよね、日本人なら。なんなら壊れなくても最新モデルが出る度に買い替えたくなっちゃう人も結構いると思う。
日本では新車ばっかり走ってるし、最新版iphone使ってる人がたくさんいるけど、ポーランドではスマホなんて最低限の機能が付いてれば十分だし、中古車が主流!
ポーランドはほんの30年前まで共産主義でモノが足りなかった時代があったから、壊れたって直して(しかも自分で!)使い続けるよ。
最新のものなんて使う必要なんてないし、ブランドにもこだわらない。自分に必要なものを必要な分だけが合言葉!
古い家を買って自分でリフォームしちゃうし、なんなら椅子だってテーブルだって自分で作っちゃう。
今はもうモノが足りないってことはないけど、単純にポーランド人の遺伝子にDIY精神が組み込まれててそれを楽しんでるなあって思うよ。
・まとめ:みんなにポーランド人の良さを知ってもらいたい!
どうでしょう。いいな〜と思ったところありました?
海外移住ってもちろんメリットばかりではないけれど、少なくても今はポーランドにいられることに感謝してます。
こんなに毎日幸せを噛み締められる生活を遅れるなんて日本にいるときは考えられなかったな、仕事しかしてなかったからね。
だって考えないわけじゃないけど、先のことばっかり考えてたって何も始まらないなと思えるようになったよ。
ポーランド人のいいところもっと見つけて、吸収して一度きりの人生後悔のないように生きよう。
このグローバルな時代だから、日本に生まれたからってずっと日本に住まなきゃいけないわけじゃない。ひとくちに海外って言っても200カ国近くあるわけだけど、一人でも多くの人がその中から自分にあった国(日本を含めてね)を見つけられるといいね。
それでは、またね。
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