こんにちは、私です。
今日はポーランド人の休日の過ごし方についてシェアします。日本人とは考え方が違っていて面白いなーと思うことがあればいいな!
それでは、さっそく~
1. 休日に対する考え方の違い。
・日本人の場合
社会人になると平日は朝から晩まで仕事して、たまの休日は趣味もない、友達もいない。
“亭主元気で留守がいい”なんて言われてうちでゆっくりテレビをみるにも息苦しい。いざ自由な時間ができてもやりたいこともなくって「はて、何をする?」となってしまうのは良くあること。
「とりあえず、ショッピングセンターでも行っとけば何かあるでしょ!」が日本人。
・ポーランド人の場合
ポーランド人は日本人みたいに、「せっかくの休みだから何かしないともったいない!」みたいな焦燥感に狩られることはまぁありません。
休みのうちに一週間分の買い物しておかなきゃ、みたいなこともありません。平日仕事は4時には終わるから、その足で買い出しも済ませちゃうんだよね。
だから、家族とゆっくりのんびり過ごしたいと思うのがポーランド人の考え方。
2. ポーランドのエンターテイメント
日本の友達に「ポーランドって何がある?」なんて聞かれようものなら、「何にもないのがポーランドのいいところだよ!」と答えるのがお決まり。
生活する分には困ることは何にもないけど、エンターテイメントの分野ではポーランドはまだまだ後進国というか、需要がないから発展しないのかなと思ったり。
ポーランド人って基本ストレスなんて溜めないから、気分転換とか息抜き、娯楽はどうやら必要ないみたい。なんとかランドみたいなテーマパークや、ゲームセンターもない、あるものといえば映画くらいかな。
3. ポーランド人と安息日
・日曜日は働いちゃいけない
ポーランドはキリスト教カトリックが生活に根付いているから、基本的に日曜日は何もしちゃいけない安息日なんだよね。
最近の若い人達は宗教意識が低くなってきているとは言え、まだまだポーランド人は敬虔なカトリック教徒だし、もう何百年も前から日曜日は家族と過ごす日って決まってる。
・日曜日はどこも店が閉まっている
それから、日曜日は、基本的にすべてのお店(例外あり)の営業を政府が規制してるから、買い物しよう!どこかに行こう!と思っても何にもできないというのが現実。
これもキリストの教えの一貫なんだけど、こんなの日本じゃ考えられないよね。
経済的にはもちろん良くないけど、ちゃんと休みをつくって家族との時間を大切にするっていいことだなあと最近思えるようになってきたよ。
4. じゃあ、ポーランド人は休日何をする?
・散歩してみたり
ポーランド人のお休みの定番。目的地はなく、風の吹くまま気の向くままに散歩します。
・公園に行ってバーベキューしてみたり
夏といえばBBQ。一家に一台Myコンロ持ってます。グリルで焼いたポーリッシュソーセージとビールの組み合わせは最高!
・お庭をいじってみたり
庭があれば必ずお花を育ててます。ポーランドっていたるところにお花があってキレイ!
・ひたすらビーチで寝てみたり
ビーチで寝転がって日焼けする。多少寒くたってお構いなし。寝て食べて海に入るの無限ループ。
・ビーチがなければ山登り
どんなに小さい山でも森でも、とりあえず登って景色を眺める。自然をこよなく愛するポーランド人の性質ですね。
5. ポーランド人は予定は未定。ただ言ってみただけよ。
「次の休みはどこどこに行こうか~」なんて話していてもいざ休みになるとそのとおりに動かないのがポーランド人。
予定はあくまで予定であってそのとおりに動くつもりなんてさらならないのだよ。
「次の休みこうしようって言ったじゃない!」とひとりでプリプリすることが良くあるけど、ポーランド人的には、ただ言ってみただけ、真に受ける方が悪いってことみたい。
6. まとめ:休日はゆっくりまったり過ごそう!
スーパーマーケットやショッピングセンターなんて日曜祝日が一番忙しい日本からきた身としては、ポーランドのこの習慣が違和感でしかなかったです。
最初の頃は、何もすることなくってヒマだなーと思っていたけど最近では、予定のない休日もありかなと思えるようになってきたよ。
必ずしもお金を使うことが、人生楽しく生きることじゃないからね。ポ人のように、お金をかけずとも、心が満たされる休日が過ごせたらいいな!
それでは、また~。
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