海外は日本とこんなに違う!ポーランドのスーパーで買い物する方法。

ポーランドのスーパーマーケット 野菜売り場 トラベル情報

こんにちは!

旅行先でスーパーマーケットに行くのが楽しみという人も多いですよね。

でも、ポーランドのスーパーって日本のスーパーと違うところがたくさんあって、慣れていないと戸惑うことばかりなんです。ということで今回は、日本人の戸惑うポーランドスーパーマーケットでの買い物の方法をシェアします。慣れてしまえば、簡単ですよ!

それでは、さっそく~。

-ポーランドスーパーマーケットのいろは。

①パンの買い方。

ポーランドのスーパーでは、パンは箱の中に無造作に入れられて販売されていますので、近くに置いてあるビニール袋をとって好きなだけ袋に入れてレジまで持っていけばOKです。

また、バケットなど大きめのパンも丸ごと売られています。そのまま購入して自宅でカットする人もいますが、近くにパン専用の全自動スライサーが設置してありますので、必要があれば各自ここで切ってしまいましょう。スライサーはもちろん無料で利用できます。

お米の国からきた日本人には、どれがどう違うのかわからないほど種類を取り揃えてます(形が違ったり使用している小麦が違ったりするようです)ので色々試してお気に入りのパンを見つけてみてください。

ただし、残念ながら、日本のメロンパンやあんぱんなどの菓子パンや、カレーパンやカツサンドなどの惣菜パンは売っていません。

②野菜の買い方。

ポーランドのスーパーマーケット 野菜売り場
ポーランドのスーパーで野菜を買うときには、量り売りが主流です。一般的な野菜のじゃがいもや人参、パプリカなどなどは、1kgあたりの金額が表示されていますので自分で野菜売り場付近に設置してある計量器に持って行って、重さを計ります。

ポーランドのスーパーマーケット 計り売り
計りにのせてその野菜のボタンを押すと、野菜の名前・1kgあたりの価格、のせた野菜の重さ・それに対する価格が印刷されたシールが出てきますので、シールを野菜に貼り付けて買い物カゴに入れましょう。ただしりんごなんかは種類が多く、りんごはりんごでも種類で価格が違うものなどもありますので注意してください。

また、まれに日本のスーパーと同じように”1個あたりいくら”で売られているもの(アボカドとか)もあるので注意が必要です。この場合は金額のとなりに”szt(日本語で”個”という意味)”と書かれているのでそれを目印にしてください。計量器を確認してもその野菜のボタンはありません。

その他、一部のスーパーマーケットでは、レジでお会計するときに店員さんがレジに備え付けられている計りで野菜の重さを計ることもあります。例えば、Piotr i Paweł(ピョートルイパヴェウ)やコンビニżabka(ジャプカ)など、その場合は野菜売り場に計量器が設置していませんので、そのまま買い物カゴに入れてレジに持って行きましょう。

③お肉(ハム・チーズ)の買い方。

ポーランドのスーパーには、数え切れないほどの種類のチーズやハムが売っていますが、すでにパック詰めされたものも購入することが可能ですが、せっかくなら切りたて新鮮なハムやチーズを買ってみましょう。

ポーランド語もしくは英語を話す必要があるので、これがポーランドのスーパーで買い物する時の最大の難関と言えますね。私もポーランド生活を始めた当初は、対面販売のハムやチーズは買うのを躊躇してました。

でも、覚えてしまえば簡単です。どこに行ってもこの会話のやり取りはいつも同じです!

これください!(ポプロシェト/Poproszę to)
どのくらい欲しいの?(イレ?/Ile?)
100g(ジシェンチデコ/10 deko)
これで全部?(フシストコ?/Wszystko?)
全部です。(フシストコ/Wszystko)

これ以上注文するものがなければおしまい。他にあればもう一度同じことを繰り返してください。
ちなみに、dekoというのは10gという意味で10デコで100gになります。間際らしいですよね〜。

④お菓子の買い方。

ポーランドのスーパーマーケット 量り売りチョコレート
チョコレートなどのお菓子はすでに箱詰めされたものの他に、バラ売りのコーナーもあります。バラ売りの方が箱代がかからないので価格が安いことが多いですし、お土産など買う前に1つ単位で購入してどんな味なのか確かめることもできて便利ですね。

ここでも野菜と同じようにビニール袋に好きなだけ取り、計りにのせて袋にシールを貼ります。

種類ごとに袋を分けて計る必要はありませんし、種類ごとにシールが用意されているわけでもありません。ただし、すべてまとめてしまっていいわけでもありません。

ポーランドのキャラメルチョコレート クルフカ
どの店でもお菓子の種類によって価格に差をつけていて、色ごとに価格が分けられています。上の写真の場合は、”緑(ZIELONA)”ですね。同じ色のものを同じ袋に、違う色のものを違う袋に入れるようにしましょう。

ポーランドの量り売りお菓子

チョコレート売り場にチョコレート専用の計りを設置していることもありますが、野菜の計りとお菓子の計りが一緒になっている場合もあります。この写真では右側2列がお菓子用のボタンです。

⑤最後に、お会計はベルトコンベアーで。

すべて買いたいものが揃ったら、レジに向かいます。自分で買い物カゴからすべての商品を出して、一つずつレジ前にあるベルトコンベアーに載せて行きます。

その後、レジ係がレジに通すと反対側にぽいぽいと置いて行きますので、それをまた自分の買い物袋に自分で入れていかなければいけません。

まだまだ袋に入れている最中でも、次のお客さんの商品がどんどん流れてくることがありますが焦る必要はありません。ポーランド人もマイペースなので取り間違えたりしなければ、多少遅くても誰も文句は言いません。

またお会計の最初には、ジンドブレ(こんにちは)、最後にはドヴィゼーニャ(さようなら)と言うと高感度アップです。と言うか、日本で買い物するときには店員さんは「いらっしゃいませ」と言うけどお客としては特に何も言う必要ありませんよね。でもポーランド人はスーパーに限らずどこでも店員もお客もみんなあいさつをします。あいさつすると確かに気持ちがいいですよ!

これでお買い物は終了です。

– まとめ:これであなたも買い物マスター。

いかがでしょう。

これだけ頭に入れておけば、スーパーでの買い物に困ることはないと思います。

全体をとおしてポーランド人は細かいことは気にしませんので、多少間違いがあってもスルーされることもあります。

また、スーパーマーケットでパートをしているようなお母さん世代は英語を話せないことが多いので、ポーランド語で、何か言われたりわからないことがあったら、近くにいる人に助けてもらいましょう。若い人はすらすら英語が話せますので、彼らに助けを求めるとスムーズです。

それでは、また〜。

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