こんにちは、私です。
今日はポーランドの国民酒、ウォッカについて語りたいと思います。日本では、ウォッカをショットで飲む人ってそうそういないですよね?罰ゲームか?
日本人は体質的にお酒が飲めないって言う人も少なくないかと思います。
でもポーランド人にはそんな人はいないし、みんなお酒が大好きです。
1. ポーランドといえば、、、ウォッカ!
ウォッカは言わずと知れたポーランドを代表するアルコールですね。
ちなみにウォッカはポーランド語で、”wódka(ヴォドカ)”というのですが、これは、水”woda(ヴォダ)”を可愛くした呼び方です。日本語に訳すと”お水ちゃん”といった具合です。
どうりで彼らは水のごとくウォッカを飲んでいるわけですね。
2. ウォッカなしでは生きられない!ウォッカといえばズブロッカ。
日本では、ウォッカを日常的に飲む人ってあまり見かけないですが、ポーランドでは老若男女に愛されています。
無味無臭・クセがないのが特徴で、冷凍庫に入れてキンキンに冷やしたウォッカをグラスになみなみ注いで、そのままストレートで一気飲みするのが一般的です。
味付き・香り付きのフレーバーウォッカもあって、その中でも有名なのが、”żubrówka(ジュブルフカ)”です。日本ではズブロッカの名前で知られていますね。
これは絶滅危惧種バイソンが住むポーランドの世界遺産”ビアウォヴィエジャの森”で採れるバイソングラスという希少価値の高い草を漬けたもので、瓶の中に1本のバイソングラスが仕込んであります。
こうすることによって、まろやかになって日本の桜餅のような匂いと味を感じることができるんだとか。
3. ウォッカの正しい飲み方。
ウォッカはアルコール度数が高いので、冷凍室に入れていても凍りません。
冷凍庫で冷やすことによって、とろみが出て、舌触りが良くなるそう。
個人的には、どうせショットで飲むんだから舌触りなんて正直関係ない。どちらかというと、冷やしたウォッカを飲むのは、舌を麻痺させて水のように感じさせるため!w
そう、飲む直前まで冷凍庫に入れておいて、パッと注いでパッと飲む。もたもたしてるとどんどん飲みにくくなるだけですよ~。
氷を入れて飲むなんて邪道なことは残念ながらポーランドでは禁止事項です。
4. 世界で一番アルコール度数の高いお酒、スピリタスは想像の斜め上をいく。
世界一アルコール度数の高いお酒がなんだかご存知でしょうか?
それがポーリッシュウォッカ「スピリタス」です。なんとアルコール度数95~98度もあるんですよ。ほぼほぼエタノールですね。
ワインが15度ほど、ウイスキーでも45度ほどなので、いかに強いお酒かがわかりますね。
さすがのポーランド人でもスピリタスをそのまま飲むことはできず、カクテルを作ったり、消毒薬として利用することもあるんだとか。
私は試したことありませんが、ストレートで飲むと、喉が焼けてしまってで、味がどうのこうのどころではないようです。
5. 火気厳禁!タバコを吸いながら飲んではダメ。
お酒を飲むときには、タバコを吸いたい、などという人もいるでしょう。
しかしスピリタスに関しては、喫煙しながら飲むことは絶対に避けなければいけません。どんなに酔っ払っていてもです、命の危険がありますからね。
なぜなら、スピリタスは消毒薬として使えるほどアルコール度数の高いお酒。つまり、引火性が高いのです。
ウォッカに直接火をつけなくても、気化したアルコールの近くに火の元があるだけで引火する危険があるのです。
こんな危険なお酒をポーランド人は一体何のために生産しているのでしょう。
6. 冬は-20度。ウォッカで体を温めましょう。
ウォッカは基本的に寒いところで作られているお酒です。
寒冷地に住んでいる人々は、昔から体を温めるためにアルコール度数の高いお酒を飲んでいたんですね。ロシアも同じく大酒呑みのイメージがありますよね。スラヴ人は鋼の肝臓を持っているんだと毎度感心します。
スーパーマーケットはもちろんコンビニからレストランまで驚くほどのウォッカの品揃えを誇っています。
7. ポーランド人と飲み比べは絶対NG!後悔必至!
日本では自分は誰よりもお酒が強いと豪語している人、ポーランド人と飲み比べたら秒速で負けます。マジで。
たぶん、日本人で一番お酒が強い人とポーランド人で一番お酒の弱い人との飲み比べがいい勝負だと思います。
それでも、ぜひ体験してみたいという人は、次の日は絶対に予定は入れないでくださいね。一晩で、過去の記憶をすべて失い、一生分の二日酔いを体験できます。
8. まとめ:日本でも買える、ポーランド産ウォッカ!
いかがでしょうか。ポーランド人がどれだけウォッカを愛しているか伝わりましたでしょうか。
ちなみに、ズブロッカもスピリタスも日本のスーパーマーケットで購入可能です。日本にいながらにして、ポーランド気分を味わえますよ~。
最後に、お酒は適量、ほどほどが一番ですよ。
それでは、また~。
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