驚くなかれ、これが海外生活の日常だ!ポーランドスーパーマーケット編

ポーランドの日常 ポーランド文化

こんにちは、私です。

今回は、私が体験したポーランドのスーパーマーケットでのカルチャーショックをご紹介します。日本人的な感覚でスーパーに行くと何をするにも驚きの連続なんですよ。

それでは、さっそく〜。

①たまごが割れていても、殻にゴミがついていても驚いちゃダメ。

たまごは厚紙のケースに入ったものが販売されているんだけど、お店の人もお客さんも大雑把にたまごを扱うんですね。

だから殻が割れてしまっていることがよくありますので、必ず中身を確認してから買い物かごに入れるようにしましょう。

1パック6個入りのうち半数以上は少なくても1つは殻が割れてます。日本人的には勝手に開封しちゃいけないと思うかもしれませんがポーランドではたまごに限らず、外蓋があるものなら結構なんでも開封されてます。

それから、殻に羽とか餌や草のカスとか付いていることなんて日常茶飯事なので気になる人は事前にしっかり確認しましょう。

②牛乳などデイリー食品の消費期限が過ぎていても驚いちゃダメ。

牛乳やチーズ・ハムなんかのデイリー食品は消費期限すれすれのものとかむしろ期限切れのものとか売っていることがあるから事前に確認をするのを忘れないこと。

よくあるのは、セールでヨーグルトが”今だけ半額!”とかになってるんだけど、”消費期限が今日まで”ですというやつです。

価格につられて買ってしまって家に着いたあとに消費期限に気が付くというあるあるです。安いにはそれなりの理由があるってことを忘れてはいけないですね!

日本では消費期限が今日までのヨーグルトなんて絶対売ってない(法律で禁止されているからね)し、売っているはずがないというその感覚で期限を確認せずポーランドで買い物すると痛い目に遭います。

③お会計する前に商品を食べている人を見つけても驚いちゃダメ。

子どもがお母さんの買い物中におかしを食べているのはよく見かけるし、大人でもジュース飲みながら買い物したりしてます。晩御飯ですか?のレベルの量をモリモリ食べている家族を見かけたこともあります。

食べ・飲み終わったとしてもしっかり空袋をレジまで持っていって精算すればいいんです。空になったペットボトル1本を精算をするためにレジに並んでいる人を見るとシュールで笑えてきますけどね。

たまに袋に入っていない(バーコードが付いていない)パンを食べている人を見かけるけど、店員さんは誰も見てないし、その人は自己申告して精算しているんでしょう。真実は神のみぞ知る。

④列に並んでるときに横入りされても驚いちゃダメ。

日本人的な間隔で列に並んでいると平気で横入りされてしまいます。 どうやら日本人はポーランド人よりもパーソナルスペースが広いから、日本人的には列に並んでいるつもりでもポーランド人てきにはそれは間隔が広過ぎて列に並んでいないと判断されてしまうみたい。

悪気があって横入りしているんじゃなくて、パーソナルスペースの感覚の違いですから、もし横入りされてしまったら、「並んでます」といえば「あら、そうだったの。ごめんね」っといって譲ってくれますよ。

また、後ろからも肌が接触してくるぐらい詰めてくる人もいるけど、ちょっと離れようと思って前に行くと後ろの人もくっ付いてくるから、ただ前の人との距離が近くなるだけなのでその場に留まるのが正解。

⑤待っても待ってもレジが前に進まなくても驚いちゃダメ。

1日のうちで1番スーパーマーケットが混む時間帯は、夕方4時~6時の間だと思います。みなさん仕事終わりに一斉に買い物に出かけるんですね。

ただ、ポーランドのスーパーではいくら行列ができていてもレジ係はマイペースで急がないし、ヘルプの人が来たりすることもありません。

またそういうときに限ってレジでの支払いにモタモタしてる人とか、店員さんとおしゃべりしてる人が目についたりするんですよね。

が、日本人とポーランド人とでは時間の流れる早さが違いますから、そこは寛大な心で見守りましょう。

多くの人が待っていようがいなかろうが、必要以上に焦って会計する必要はありません。ピッタリ小銭を出したければ出せばいいんですよ。それでも待つのがイヤなら空いている時間を狙いましょう。

⑥値札の価格とレジで表示される価格が違っても驚いちゃダメ。

商品棚に掲示されている値段と、レジで請求される金額が違うことがありますが驚いてはいけません。

ポーランドではどのスーパーにもプライスチェッカー(価格確認マシーン)があるので、レジで精算する前にその商品の価格を確認することができます。また、商品は置いてあるけど値札がついてないってこともよくあるからそんなときに使えますね。

価格が違ったり、表示されていないことが前提でこのプライスチェッカーが設置してあるんだと思うと、ポーランド人のアバウトな国民性を感じずにはいられませんね。

また、たとえレジを通してしまった後でも思っていた価格と違った場合には、「この値段なら買いたくない」と言えば、その商品を除いた合計で計算し直してくれます。

⑦万引き防止のゲートがなっても驚いちゃダメ。

大型のスーパーマーケットに行くと、店の出入り口に万引き防止用のゲートが設置してあります。それがときどきブーっという音を立てて作動するんですね。

すると、警備員がやってきて対象者の買ったものとレシートをすべて照合したあと、もう一度ゲートを通過するよう指示します。そこでブザーがならなければ無罪釈放です。

何も悪いことしてないのになんだかドキドキしてしまいますが、あなただけ特別にブザーがなっている訳ではなく、どうしても誤作動を起こしてしまうことがあるようですね。

警備員さんも、鳴ってしまったから一応確認するけど万引き犯だとは疑ってませんので、毅然とした態度で対応していれば問題ありません。

・まとめ:国が違えば文化も常識も違う。これが海外生活のリアルな日常です。

いかがでしょうか。日本では絶対に起こらないことが、当然のように起こるのがポーランドです。

ポーランド生活を始めたばかりの頃は毎日カルチャーショックで、こんなテキトーで社会は回っていくんですか?と疑問に思ってばかりいたけど、どうやらそれでも社会は回っているし、慣れてしまえばそれもポーランドらしくていいなと思うようになってきました。

スーパーマーケットなどのより生活に密着した場所では、ポーランドらしさを全開に感じられるので面白いですね!観光などの短期滞在でもスーパーに行けば、ポーランドらしさを体験できると思いますよ~

それでは、また~。

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